NRI OSSソリューションマガジン  2012.01.10発行 新春号

                       2012.01.10発行    新春号
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◆◇ NRI OSSソリューションマガジン
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※本メールは、NRI OSSCが主催・共催するセミナーに参加いただいたお客様や
 NRI OSSCメンバーと名刺交換をさせていただいたお客様、過去にNRI-OSSC
 にお問い合わせいただいたお客様、OSSユーザコミュニティサイトの会員様に
 配信しています。注意事項・配信停止方法は以下のURLをご確認ください。
 https://openstandia.jp/site/mailmagazine.html


■目次
1.オープンソースの果たすべき役割(新年のご挨拶) 寺田 雄一
2.最新イベント情報!


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 オープンソースの果たすべき役割(新年のご挨拶)
                                                           寺田 雄一
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新春を迎え、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

昨年は、東日本大震災という未曾有の災害がございました。
「被災地の方々や復興のために何ができるか」、自問してまいりましたが、
「自分たちのやるべきことをやる、責任を果たす」ことが重要であると考え
て、今後もオープンソースと情報サービス産業に貢献するべく、尽力していき
たいと思います。


昨年ですが、皆様のおかげでOpenStandiaのビジネスは大変好調な1年でした。
ビジネス規模は2010年度と比較し2倍近くとなり、2006年度からの累計のお客
様企業数(プロジェクト数)は1,000を超えました。
OpenStandiaメンバー一同、感謝しております。

また、社内の話しで恐縮ですが、OpenStandiaメンバーにとっては2011年度は
一年を通じて多忙な年でした。皆さん、ありがとうございました。


▼2011年の振り返り
2011年を振り返りますと、昨年に引き続き、統合認証基盤(シングルサイン
オン、ID管理)、企業情報ポータル、ビジネスインテリジェンスなどの
ソリューションが人気がありました。

・統合認証基盤(シングルサインオン、ID管理)
 https://openstandia.jp/solution/id_management/index.html

・企業情報ポータル
 https://openstandia.jp/solution/eip/index.html

・ビジネスインテリジェンス
 https://openstandia.jp/solution/jaspersoft/index.html

統合認証基盤(シングルサインオン、ID管理)は、2011年も多くのお客様に
ご好評頂き、大幅に導入事例を増やすことが出来ました。特に以下のような
ニーズをお持ちのお客様から高い評価を頂きました。

・グループ/グローバル規模で統合認証を実現したい
・GoogleAppsやSalesforceCRMなどとの統合認証を実現したい
・クラウドサービス(SaaSなど)を提供したい、その為の認証基盤を構築
 したい

特に、

・ユーザ数が多くてもソフトウェアコストを抑えられること
・単なるオープンソースの組み合わせだけでなく、お客様の業務を支援する
 機能が予め拡張されていること

の2点でご評価を頂いております。


企業情報ポータルは、以下の2つのニーズで特にご利用頂きました。

・全社ポータル、グループポータルとして
 (ユーザ数が多い、掲示板の利用が中心)
・インターネット上で自社サービスを提供する際の、お客様向け情報提供
 ポータルとして(場合によっては、カスタマイズを加えて)

また、ワークフロー機能に関する問合せも増えてきております。


オープンソースのビジネスインテリジェンス・ツールであるJaspersoftや、
オープンソースの顧客管理ツールであるSugarCRMについても、事例が増えて
まいりました。


その他には、主に以下のようなニーズに対して、ご支援をさせて頂きました。

・JBossやTomcatなどのオープンソースを、全社的に導入したい。台数無制限
 で包括的なサービスを提供してほしい。
・JBossやTomcatなどのオープンソースを、長期間使用したい。
 過去バージョンを含めて、包括的にサポートしてほしい。
・よりミッションクリティカルな業務で、MySQLやPostgreSQLなどのOSS DBを
 利用したい。
・Subversionで、ユーザ権限によるアクセス制御を行いつつ、ソフトウェアや
 ドキュメントのバージョン管理を行いたい。
・クラウド環境上に、オープンソースを使った環境を構築したい。


しかし、2011年は、我々の供給体制を超えるほど、多くのお客様からご依頼を
頂き、結果として一部のお客様にはご発注を待って頂くという課題もございま
した。
2012年はこのようなことが無いよう、体制を強化すると同時に、パートナー様
とも連携して、より多くのお客様にサービスが提供できるようにしたいと思い
ます。


▼オープンソースが果たすべき役割

オープンソースはこれまでにも、「システムのコストの削減」や「システムの
長期間利用の実現」に大きく寄与してきました。

しかし、これらはオープンソースの果たすべき役割の一部でしかないと考えて
います。

「オープンソースを使う」ということは、「他人の書いたコードを再利用する」
ということに他なりません。これは、システム開発の生産性向上に直結します。

情報サービス業界では、多段階の下請け構造が問題視されています。この原因
の一つとして、この業界が「労働集約型」であることがあげられています。
(プロジェクトに応じた柔軟な人的リソースのアサインと、下流工程のコスト
削減のため、下請けが増えるとされています。)
全てをスクラッチ開発するのではなく、オープンソースを活用し、「作りこみ」
を少なくすること、また、オープンソースの活用ノウハウを蓄積することで、
「知識集約型」に近づけることができるのではないでしょうか。

従来の商用パッケージ製品を使用する方法もありますが、オープンソースには
以下のようなメリットがあります。
・低コスト
・カスタマイズや拡張が容易でお客様の細やかなニーズに対応できる
・システムインテグレーターにとっては、自社ソリューションに組み込み易い

「知識集約型」に近づくことで、一次請け、二次請けのシステム会社が増えて
くるはずです。実際、オープンソースに特化した会社では、企業規模が小さく
ても、一次請け、二次請けで活躍されている企業が多くあります。


このような状態になれば、エンジニアの労働環境も大きく改善されるはずです。

本来、プログラミングやシステム開発は、楽しく、わくわくするものである
はずです。

私は、エンジニアが楽しく仕事ができるためには、3つの条件があると考えて
います。

(1)お客様の顔が見える仕事
(2)適切な規模の仕事
(3)新しい技術へチャレンジできる仕事

(1)は、下請けから脱却し、一次請け、二次請けになることで、お客様が
真に求めることを理解し、それに応えることで、お客様に喜んで頂くことを
実感することができるようになります。

(2)は、お客様企業が分割発注をするといったことも必要になると思います
が、「知識集約型」に近づくことで生産性が向上し、エンジニア個人の担当
範囲が広がることで、単なる歯車としての仕事から解放され、創意工夫ができ
る裁量が増えるはずです。

(3)は、例えばHadoopのように、最新の技術はオープンソースとして産まれ
るということが定番になっていますし、世界には、まだあまり知られていない、
優れたオープンソースが数多くありますので、それらにチャレンジするという
のもあります。


このように、オープンソースには情報サービス産業の構造を改善し、エンジ
ニアが楽しく仕事ができるような世界を実現するポテンシャルがあると信じ
ています。
これこそが、オープンソースの果たすべき役割です。


このような世界を実現するために、2012年もOpenStandiaは活動してまいります。

本年も宜しくお願いいたします。

                             2012年1月10日
                 株式会社 野村総合研究所 情報技術本部
           オープンソースソリューションセンター長 寺田 雄一
                        https://openstandia.jp/


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2.最新イベント情報!
 (1)1/19 OBCI主催「中国・アジアのIT動向と企業の課題と新春賀詞交歓会」
 (2)2/ 2 シングルサインオンとID管理が必ず理解出来る統合認証基盤セミナー
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┌──────────────────────────────────
│ 1/19に開催決定!OBCI主催 新春プレミアムセミナー
│ 「中国・アジアのIT動向と企業の課題と新春賀詞交歓会」
└──────────────────────────────────
NRIが事務局を務めるオープンソースビジネス推進協議会(OBCI)が、1/19(木)に
OBCI新春プレミアムセミナー「中国・アジアのIT動向と企業の課題と新春賀詞
交歓会」を開催いたします。

過去にはオフショア開発の地として活用していた中国・アジア地域の恒常的な
円高により、流通・製造業を始めとした日本企業のグローバル化が加速し、
中国市場ではIT競争も始まりつつある昨今。今後の中国・アジアでの本格的な
競争に備え、いま私達は何をすべきかを考えるセミナーとなっております。

週刊BCN編集長の谷畑氏を招いての基調講演、OBCI正会員企業による事例紹介、
また、講演後にはOBCI理事を交えたパネルディスカッションを行います。

2012年度、中国・アジアでの現状や動向を押さえるためには必聴の、OBCI主催
のプレミアムセミナーです。
セミナーだけ、懇親会だけの参加も大歓迎です。是非、ご参加ください!
(※最新のコンテンツ詳細はOBCIサイトにて随時更新していきます。)

【開催概要】
日時:2012年1月19日(木)13:30~17:30(受付開始 13:00~)
場所:野村総合研究所 木場総合センターN棟1階大会議室
費用:無料
定員:100名 (事前登録制)

講演内容:
・基調講演
 「日系ITベンダーの動向に見る中国ビジネスの今」
 株式会社BCN 週刊BCN編集部 編集長 谷畑 良胤(たにはた よしつね)氏

・正会員企業講演 (1)「事例紹介」
 株式会社電通国際情報サービス 中国区総裁 泉 浩之 董事長

・正会員企業講演 (2)
 「中国進出の日系企業における情報セキュリティ対策の実態」
 野村総合研究所(北京)有限公司 情報セキュリティ事業部長 長谷川 剛氏
 中国で実際に行ったセキュリティアンケート結果に基づく実態や法令、
 日本の最近の攻撃トレンドと防御法、また、中国で提供しているNRIの
 セキュリティソリューションも合わせてご紹介します。

・パネルディスカッション
 モデレーター:株式会社野村総合研究所 寺田 雄一 
 パネリスト :株式会社BCN 週刊BCN編集部 編集長 谷畑 良胤氏、他

・新春賀詞交歓会(懇親会)

イベントの詳細やお申し込みはホームページをご覧ください。
https://openstandia.jp/event/event20120119.html


┌──────────────────────────────────
│ リバプロ型・エージェント型、SAML認証も完全理解!
│ シングルサインオンとID管理が必ず理解出来る統合認証基盤セミナー
└──────────────────────────────────
どうして、統合認証基盤が必要なのか?導入して得られる効果はなんなのか?
事例を元に、自社に導入したケースやSaaSサービスで導入したケースなどを図
解します。クラウド化やグローバル化が進む今だからこそ、理解しておくべき
統合認証基盤のあるべき姿をご紹介します。従業員数が多い企業や、コスト削
減をしたい企業の担当者は必見です。是非、ご参加ください。


日時:2012年2月2日(木) 17:00~18:00(受付開始 16:30~)
場所:野村総合研究所 丸の内総合センター 9F 会議室11
費用:無料
定員:20名 (事前登録制) ※定員に達した時点で申込みは終了といたします。

講演内容:
・「シングルサインオンとID管理が必ず理解出来る統合認証基盤」

イベントの詳細やお申し込みはホームページをご覧ください。
https://openstandia.jp/event/event20120202.html


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編┃集┃後┃記┃
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最後までご覧いただき、どうもありがとうございました。
今年は辰年ですね。よく辰年は縁起が良いと言われていますが、中国人の知人
に聞いたところによると、これは十二支が始まったとされる中国で辰年が特別
な一年と考えられているからだそうです。子供の出世を望む中国の親御さんの
多くが、辰年生まれの子供を産みたいと願っているそうで、辰年生まれの人は
周囲からも羨ましがられるほどだそうですよ。皆様にとっても、辰年の2012年
が良い一年でありますよう、心からお祈り申し上げます。
次回もどうぞよろしくお願いいたします。
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※注意事項・配信停止方法は以下のURLをご確認ください。
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商品・サービスに関するお問い合わせ:ossc@nri.co.jp
OSSソリューションマガジンに関するお問い合わせ:magazine-ossc-ext@nri.co.jp
発信元:株式会社野村総合研究所オープンソースソリューションセンター
https://openstandia.jp/
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