NRI OSSソリューションマガジン(メールマガジン)

                       2012.11.22発行    Vol.63
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◆◇ NRI OSSソリューションマガジン
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こんにちは。
NRIオープンソースソリューションセンター(OSSC)の私市(きさいち)です。

OSS最新トピックの一般公開を開始してから、早くも半年が過ぎました。
http://openstandia.jp/oss_info?mm=63_1

Facebookページでのニュースをご覧いただいている人数も増えています。
ありがとうございます。
https://www.facebook.com/ossinfo?mm=63_2


これは、サポートサービスをご契約中のお客様に提供していた
OSSバージョンアップ情報をベースに、
OSS関連のセミナー情報や最新トピックを追加して
公開することにしたものです。

OSS関連のセミナーやイベント情報などは、
特定の企業や製品にとらわれずに幅広く掲載しております。
OSSの無料ハンズオンセミナー開催など、ニュースの自薦も大歓迎です!

某大手調査会社様が、OSS関連情報をこここからも
収集してくださっているとうかがい、我々も身が締まる思いです。

自発的な知の改良を進めていきたい、いいものを広めたい・・・
こういった「オープンソースマインド」を持ったエンジニアの方々にこそ
OSS最新トピックを見ていただきたいですね。

さて、メルマガタイトルのセミナー、
『「クラウド」と「モバイル」はエンタープライズID管理をどう変える?』
は、前回ご好評をいただき、12/4(火)に再開催することにいたしました。
是非、イベント情報もご覧ください。

それでは今月もよろしくお願いいたします。


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■目次
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1.What's New
 ◆10/10~12 ITPro EXPOでのNRI講演レビューがWebに掲載
 ◆OpenStandiaメルマガバックナンバーはここで見れます

2.コラム これならわかるOSSライセンス その9

3.横浜ガイド 第7回

4.今月注目の「バグ&セキュリティ情報」

5.最新イベント情報!
(1)11/29 MongoDB 2.2 の新機能ご紹介セミナー
(2)12/ 4「クラウド」と「モバイル」はエンタープライズID管理をどう変える?
(3)12/20 MongoDBを導入する前に検討した7つのこと
(4)12/20 統合認証基盤、貴社の要件に最適な導入パターンは?


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1.What's New
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◆10/10~12 ITPro EXPOでのNRI講演レビューがWebに掲載
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2012年10月10日~12日に開催されたITPro EXPO における
NRI嵯峨野本部長の特別講演、また、「NRI Insights 2012」と銘打ち、
綿引本部長をはじめとする講演者によるOne dayセミナーの内容が
レビューという形でWebに掲載されました。

▼レビュー全体のトップページ
 http://special.nikkeibp.co.jp/ts/article/aba0/131304/

▼特別講演
 「ITとビジネスの融合が加速する、ビジネス・イノベーションの実現」
 http://special.nikkeibp.co.jp/ts/article/aba0/130803/

▼NRI Insights 2012
 「先進性と信頼性のDNAを武器に戦略的なアプローチを推進」

 ※統合顧客情報管理ソリューション
 「OpenStandiaクラウドサービス・プラットフォーム」も
 こちらで取り上げられています。

 http://special.nikkeibp.co.jp/ts/article/abaa/132182/


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◆OpenStandiaメルマガバックナンバーはここで見れます
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これまで、「PCのメールを消してしまったのですが、
NRI OpenStandiaニュースのバックナンバーはどこで見れますか?」
といったお問い合わせをいただいております。

NRI OpenStandiaニュースのバックナンバーは、こちらで掲載しています。
http://openstandia.jp/mm/?mm=63_3


ほぼ毎月1回の発行ペースで、2007/07/12に第1号を送信開始してから
今月で63号になります。
応援してくださっている皆様に感謝です。ありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いします。


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2.コラム これならわかるOSSライセンス その9
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                           行政書士/管理本部長
                                      ワークブレイン・ジャパン株式会社
  (IPA国際標準化センター主査リーガルワーキンググループ 主査)江端 俊昭


前回、触れたソフトウェアプログラムにおけるモジュールの考え方
について解説します。

その前に、まず
・ソースコードファイル
・オブジェクトコードファイル
・実行イメージファイル

に対する著作物としての基本的な考え方について説明しておきましょう。

ご存じのように、プログラムは基本的には
作成したソースコードファイルをコンパイル(またはアセンブル)
することで、オブジェクトコードファイルが生成され
実行させることができます。

OS等種々の環境上で稼働する今日では、
こうした実行環境が提供するシステムソフトウェアとリンクして、
実行イメージファイルが生成されるのが一般的と言えるでしょう。

では、この場合のソースコードファイル、
オブジェクトコードファイル、実行イメージファイルの関係
について整理してみましょう。

最初にソースコードファイルとオブジェクトコードの関係です。

「ソース・コードの複製物にあたる
オブジェクトコードをコピーすることは、
ソース・コードの著作権を侵害したことになる」
(東京地方裁判所1982年12月6日判決、判例時報1060号18頁)

との判例もあるように、
著作権法上では、ソースコードファイルに対して
オブジェクトコードファイルは複製物にあたるとされています。

では、オブジェクトコードファイルと実行イメージファイルの
関係はどうでしょうか?

なるほど単一のオブジェクトコードファイルとして
実行できる環境であるならば、
ソースコードファイルがコンパイラ(アセンブラ)を通して
オブジェクトコードファイルに複製され、
次にリンクを通して実行イメージファイルが生成されることになりますので、
実行イメージファイルも同じように複製物にあたるといえるでしょう。

言い換えれば、ソースコードファイルも、
オブジェクトコードファイルも、実行イメージファイルも
基本的には同じ一つのプログラムであるということになります。


しかしながら、そもそもソフトウェアは
大規模かつ複雑多岐にわたる機能を実現する関係上、
実際は単一のプログラムでこれを構築することはまずなく
複数のプログラムで構築されているのが通常です。

そこでモジュールの必要性がでてくるわけですが、
そもそも、モジュールとはどういうものでしょうか?

1972年、デビッド・L・パルナスが、彼の論文
『On The Criteria To Be Used in Decomposing Systems into Modules』で、

「大規模なソフトウェアを複数の開発者が、
 何の配慮もせずに分担開発しようとすると
 コミュニケーションの調整に負担がかかるばかりではなく、
 事実上開発が不可能になるため、
 ソフトウェアを機能的に意味あるまとまりに整理、
 調整コストの軽減に向けて、まとまり同士の相互依存性も低くした単位」

として提唱したのが、ソフトウェア分野における
モジュールの概念とされています。

モジュールは開発を行う上で
モジュール間相互の依存性は低いほど望ましく、
また依存性が低ければ低いほどその関係は独立しているといえます。

モジュール間の独立性が高ければ
派生関係も生じ得ないことになるわけですが、
他方、モジュール化は、複数のソースコードファイルが
生成されることを意味します。

つまり、上述したソースコードファイル、
オブジェクトコードファイル、実行イメージファイルの関係は、
それぞれのソースコードに対するオブジェクトコードファイルが複製され、
それらが組み合わさることで一つの実行イメージファイルが形成される
ことになるので、1:1:1からn:n:1へと変化することになります。

実は、この時に実行イメージファイルと
その構成要素たるオブジェクトコードファイル群との間に、
派生という関係が生じるのです。

すなわち、OSSライセンス適用モジュールと
それ以外のモジュールの組み合わせによって構成された
ソフトウェアに対するライセンスの適用というのは、

「ソースレベルあるいはオブジェクトレベルにおける
モジュール間の相互関係に対して」ではなく、
「モジュール化されたオブジェクトコードファイル群と
それらから生成された実行イメージファイルとの間の派生関係に対して」
ということなのです。

ところで、この派生関係は、実行イメージファイルを生成する
創作形態で法的な解釈も異なります。

次回は、このことについて順を追って解説していきましょう。


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3.横浜ガイド 第7回
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7回目の横浜ガイドは、1974年にハワイでオープンした
大人気パンケーキレストランの日本支店
「エッグスンシングス 横浜山下公園店」です。

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「エッグスンシングス 横浜山下公園店」
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緑豊かな山下公園とハーバーライトを臨む
抜群のロケーションにある「スターホテル横浜」。
そのホテル1階に、日本で2店目の支店として
「エッグスンシングス 横浜山下公園店」が2012年6月にオープンしました。

http://www.eggsnthingsjapan.com/

昔の1階フロアは、ホテルの静かなレストランだったんですけどね。
今では、あのボリュームたっぷりのパンケーキを求め、
連日行列ができているそうです。

スターホテル横浜に宿泊すると、
同店で朝食が食べられるそうですが、
あの人気のパンケーキは選べないそうです。(残念!)


(おまけ)
「HAPPY LAWSON(ハッピーローソン)山下公園店」

「子育て応援コンビニ」と銘打ったローソンは、
カフェ、子供の遊びスペース、休憩スペース、オムツ替え施設も充実!
私も何度もお世話になりました。

http://www.lawson.co.jp/happylawson/


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4.今月注目の「バグ&セキュリティ情報」
 ~ Ruby のハッシュテーブルの処理に DoS 攻撃を受ける問題 ~
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※「バグ&セキュリティ情報」はメールマガジンでは概要のみ掲載します。
 詳細およびサポートサービスのご相談は、以下からお問い合わせください。
https://openstandia.jp/site/contact.html?mm=63_4


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5.最新イベント情報!
(1)11/29 MongoDB 2.2 の新機能ご紹介セミナー
(2)12/ 4「クラウド」と「モバイル」はエンタープライズID管理をどう変える?
(3)12/20 MongoDBを導入する前に検討した7つのこと
(4)12/20 統合認証基盤、貴社の要件に最適な導入パターンは?
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┌──────────────────────────────────
│ ビッグデータ、クラウド、アジャイル開発に適したDBの実力とは?
│ 今後どのような使い方が可能になるのか?を、一挙公開!
│ 11/29 MongoDB 2.2 の新機能ご紹介セミナー
└──────────────────────────────────

日時:2012年11月29日(木) 16:50~18:00(受付開始 16:30~)
会場:野村総合研究所 丸の内総合センター 9F 会議室10
費用:無料
定員:20名 (事前登録制) ※定員に達した時点で申込みは終了といたします。

講演内容:
・MongoDB 2.2 新機能のご紹介
 株式会社野村総合研究所
 オープンソースソリューションセンター エンジニア 藤崎 祥見

▼イベントの詳細、お申し込み
 http://openstandia.jp/event/event20121129.html?mm=63_5


┌──────────────────────────────────
│ 前回大変好評をいただいたセミナー、早くも次回開催決定!
│ 12/4「クラウド」と「モバイル」はエンタープライズID管理をどう変える?
│ ~新たなID/API連携仕様が目指す、SSOの先の「サービス連携」のかたち~
└──────────────────────────────────

日時:2012年12月4日(火) 14:30~16:30(受付開始 14:00~)
会場:野村総合研究所 丸の内総合センター 8F 大会議室81
費用:無料
定員:50名 (事前登録制) ※定員に達した時点で申込みは終了といたします。

講演内容:
・「クラウド」と「モバイル」はエンタープライズ ID 管理をどう変える?
 ~新たなID/API連携仕様が目指す、SSOの先の「サービス連携」のかたち
 株式会社野村総合研究所 IT基盤インテグレーション事業本部
 DIソリューション事業部 上級システムコンサルタント 工藤 達雄

・クラウド時代を見据えた次世代統合認証基盤
 株式会社野村総合研究所
 オープンソースソリューションセンター センター長 寺田 雄一

▼イベントの詳細、お申し込み
 http://openstandia.jp/event/event20121204.html?mm=63_6


┌──────────────────────────────────
│ 新規Webサービス構築でRDBとMongoDBで比較検討した7つのポイントとは?
│ NRIならではの切り口でMongoDBを徹底解説!
│ 12/20 MongoDBを導入する前に検討した7つのこと
└──────────────────────────────────

日時:2012年12月20日(木) 15:30~16:40(受付開始 15:15~)
会場:野村総合研究所 丸の内総合センター 9F 会議室10
費用:無料
定員:20名 (事前登録制) ※定員に達した時点で申込みは終了といたします。

講演内容:
・MongoDBを導入する前に検討した7つのこと
 株式会社野村総合研究所
 オープンソースソリューションセンター エンジニア 藤崎 祥見

▼イベントの詳細、お申し込み
 http://openstandia.jp/event/event20121220_m.html?mm=63_7


┌──────────────────────────────────
│ 理解しておくべき統合認証基盤のあるべき姿を図解で分かりやすく!
│ 12/20 統合認証基盤、貴社の要件に最適な導入パターンは?
│ ~事例から考察する、要件とシステム構成~(OpenAM、LISM)
└──────────────────────────────────

日時:2012年12月20日(木) 17:00~18:00(受付開始 16:40~)
会場:野村総合研究所 丸の内総合センター 9F 会議室10
費用:無料
定員:20名 (事前登録制) ※定員に達した時点で申込みは終了といたします。

講演内容:
・統合認証基盤、貴社の要件に最適な導入パターンは?
 ~事例から考察する、要件とシステム構成~
 株式会社野村総合研究所
 オープンソースソリューションセンター センター長 寺田 雄一

▼イベントの詳細、お申し込み
 http://openstandia.jp/event/event20121220_s.html?mm=63_8


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編┃集┃後┃記┃
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最後までご覧いただき、どうもありがとうございました。

またまた先日購入したノートPCのお話。
モバイルPCなので、ハードディスクの暗号化をしたいと思い、
「TrueCrypt」というOSSの暗号化仮想ドライブソフトウェアを
教えてもらって、インストールしました。
http://www.truecrypt.org/

あまり技術的なことに詳しくない私でも、
マニュアルを見ながら一人でインストールできました。

こんな分野でも、OSSの製品があって、
しかも無料で使えるなんてと、正直言って驚きました。
OSSのラインナップは本当に幅広いですね!


さて、今月は3歳になる私の娘の七五三を予定していましたが、
日程調整やいろいろな予約のスタートダッシュが遅れて
12/1(土)に参拝&写真撮影をすることにしました。

家の中でも被布を着て、お出かけの日を楽しみにしている娘の姿は
本当にかわいいです。
これからも健やかに成長していってほしいと願うばかりです。

次回もどうぞよろしくお願いいたします。

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※本メールは、NRI OSSCが主催・共催するセミナーに参加いただいたお客様や
 NRI OSSCメンバーと名刺交換をさせていただいたお客様、過去にNRI OSSC
 にお問い合わせいただいたお客様、過去にNRI OSSCが提供するサービスを
 ご利用いただいたお客様に配信しています。注意事項・配信停止方法は、
 以下のURLをご確認ください。
 http://openstandia.jp/site/mailmagazine.html

商品・サービスに関するお問い合わせ:ossc@nri.co.jp
OSSソリューションマガジンに関するお問い合わせ:magazine-ossc-ext@nri.co.jp
発信元:株式会社野村総合研究所オープンソースソリューションセンター
http://openstandia.jp/
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