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MySQL 5.0.83 リリースノート (日本語翻訳)
機能の追加と変更:
・Windows用の時間帯テーブル(http://dev.mysql.com/downloads/ timezones.html で入手可能)が更新されている( Bug#39923 )。
修正されたバグ:
・
レプリケーション
:
スレーブがテンポラリテーブルを複製しているときにそのスレーブを停止して再起動すると、スレーブサーバがクラッシュしたり、表明違反が発生したりする可能性があった。テンポラリテーブルはスレーブスレッドの再起動ごとに保存されたが、使用されるスレッドへの参照(
table->in_use
)は再起動時に正しく更新されず、新しいスレッドではなく古いスレッドを引き続き参照していたため、この問題が発生した。この問題は、ステートメントベースのレプリケーションにのみ影響した(
Bug#41725
)。
・
UNCOMPRESSED_LENGTH()
は、5バイト未満の文字列を渡すと不要な結果を返した。現在は、
UNCOMPRESSED_LENGTH()
はNULLを返して警告を生成するようになっている(
Bug#44796
)。
・いくつかのValgrind警告が抑制されていた( Bug#44774 、 Bug#44792 )。
・不正な時間が mysqldump 出力の最後にレポートされた( Bug#44424 )。
・
UNION
クエリの最後の
SELECT
が括弧で囲まれておらず、
ORDERBY
句を含んでいる場合、
EXPLAINEXTENDED
がクラッシュする可能性があった(
Bug#43612
)。
・
SELECT...INTO@var
が、INTO句のない
SELECT...
とは異なる値を生成する可能性があった(
Bug#42009
)。
・
--hexdump
と
--read-from-remote-server
を併用すると、
mysqlbinlog
がクラッシュした(
Bug#41943
)。
・カラムリスト句で作成したビューの場合、
HAVING
句を使用したビューで選択を行うと、カラムエイリアスが置換されなかった(
Bug#40825
)。
・テーブル自己結合に関係する複数テーブルの
DELETE
を使用すると、サーバがクラッシュする可能性があった(
Bug#39918
)。
・
'#'
文字を含むコメントを使用して
InnoDB
テーブルを作成すると、外部キー制約が省略された(
Bug#39793
)。
・
mysql
オプションの
--ignore-spaces
が機能しなかった(
Bug#39101
)。
・
クエリが
1054Unknowncolumn'...'in'fieldlist'
というエラーを生成するようなものだった場合、そのクエリで
EXPLAINEXTENDED
を使用すると、サーバがクラッシュする可能性があった(
Bug#37362
)。