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MySQL 5.0.86 リリースノート (日本語翻訳)
修正されたバグ:
・
パフォーマンス
:
bulk_insert_buffer_size
値が256KBを超える
MyISAM
テーブルでは、最大100行までの同時挿入時に、複数行の
INSERT
および
INSERT...SELECT
処理などの一括挿入操作のパフォーマンスが大幅に向上している(
Bug#44723
)。
・
レプリケーション
:
--replicate-rewrite-db
オプションを使用する場合、スレーブとの接続の切断時に、マスタでこのオプションによって参照されるデータベースがカレントデータベースであると、このデータベースに存在するテンポラリテーブルが正しくドロップされなかった(
Bug#46861
)。
・
レプリケーション
:場合によって、
STOPSLAVE
ステートメントにより、レプリケーションスレーブがクラッシュする可能性があった。これは、WindowsまたはMacintoshプラットフォーム上のMySQLに固有の問題であった(
Bug#45238
、
Bug#45242
、
Bug#45243
、
Bug#46013
、
Bug#46014
、
Bug#46030
)。
・スタックオーバーフローチェックで、ヒープに格納されている構造のサイズが考慮されなかった( Bug#46807 )。
・以下の要素を使用してクエリを実行すると、サーバがクラッシュする可能性があった。1.最も外側の
SELECT
内の「不可能なwhere」、2.最も外側の
SELECT
内の集計、3.トップレベルの
WHERE
sargable述語として外部フィールドを含む
WHERE
句を使用する、相関関係のあるサブクエリ(
Bug#46749
)。
・同名のテーブルがすでに存在し、そのテーブルに
AUTO_INCREMENT
カラムが含まれている場合、
CREATETABLE...SELECT
により表明違反が発生する可能性があった(
Bug#46616
)。
・
FROM
句および
PROCEDUREANALYSE()
にサブクエリを含むクエリを実行すると、サーバクラッシュが発生していた(
Bug#46184
)。
・
--basedir
を指定した場合、
mysqld_safe
は
my_print_defaults
の検索時に
--basedir
を使用しなかった(
Bug#39326
)。
・
ISNULL
範囲の処理中にバッファオーバーフローが発生する可能性があった(
Bug#37044
)。
・Windowsシステムで mysqladmin--waitping がクラッシュしていた( Bug#35132 )。