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MySQL 5.1.43sp1 リリースノート (日本語翻訳)
これはMySQLEnterpriseServer5.1のサービスパックリリースです。:
修正されたバグ:
・ パーティショニング :InnoDB テーブルで、 ALTERTABLE…REORGANIZEPARTITION 句がロック待ちの innodb_lock_wait_timeout 経過が原因で失敗した場合、 InnoDB は作られたテンポラリファイルやテーブルをクリアしなかった。 AlterTABLE 句を実行しようとしても、ストレージエンジンエラーかサーバクラッシュを引き起こす可能性があった( Bug#47343 )。
・ Having 句でサブクエリ結果を参照しようとすると結果が不正になる可能性があった( Bug#50995 )。
・ CHAR(0) 列に適用された filesort ソートメソッドはサーバクラッシュを引き起こす可能性があった( Bug#49897 )。
・ sql_buffer_result はドキュメントと異なり、 SELECT 以外の句に影響を与えた( Bug#49552 )。
・ いくつかのケースにおいて、サブクエリはテーブルメタデータから計算される集計値しか返さないため、サブクエリは評価される必要はない場合がある。この場合、エンクロージングサブクエリによってハンドリングされないため、結果としてサーバクラッシュを引き起こす( Bug#49512 )。
・ innodb_force_recovery が 4 以上にセットされると、サーバはオートインクリメントカラムを含む InnoDB テーブルを開くときにサーバクラッシュを引き起こす可能性があった。 MySQL5.1.31 以上で影響する( Bug#46193 )。
・ flush_cache_records() はステートメントの実行をストップさせるエラーを正しくチェックしていなかった結果、サーバクラッシュを引き起こしていた( Bug#39022 )。