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更新日:2017-01-23

Ubuntuの概要

Ubuntuとは、オープンソースのオペレーティングシステム(OS)です。

Ubuntuは、南アフリカ共和国のズールー語で「献身、他者との関わり」にフォーカスした哲学的な意味を持ち、2004年にオープンソースのDebian GNU/Linuxの派生ディストリビューションとしてリリースされました。

Ubuntuは、英国Canonical社の支援を受けながら、コミュニティ中心に開発が進められ、半年ごとに最新技術を取り込んだ定期的なバージョンアップリリースがされています。

Ubuntuは、デスクトップとネットブックだけでなく、サーバにも利用できます。(※1)
さらに、スマートフォン用Ubuntuを搭載したスマートフォンも販売されています。

Ubuntuは、無償セキュリティアップデートが少なくとも9ヶ月間提供される通常版(デスクトップおよびサーバ)と、5年間提供される長期サポート(LTS)版があります。
いずれの版も、完全に無償で利用することができ、長期サポート(LTS)版への更新も無償です。

UbuntuJapanese Teamによる日本語環境に必要とされるパッケージを収録したRemixイメージと仮想ハードディスクイメージも作成・配布されています。

Ubuntuは、シンプルな画面、完成度が高くスタイリッシュなユーザーインターフェイス、インストールやアップデートが簡単、完全に無償で利用できる、無償のセキュリティアップデートが付くなどの特徴を持ち、世界中で2000万人を超えるユーザーが日常的に利用している人気No.1のLinuxディストリビューションとなっています。
日本でも、この数年間でUbuntuの注目度、利用率が高まっています。

■世界での人気度の動向(Ubuntu、Debian、Fedora、CentOS、openSUSE)

■日本での人気度の動向(Ubuntu、Debian、Fedora、CentOS、openSUSE)

Ubuntuの現在の最新バージョン(GA)は、Ubuntu 16.10、Ubuntu 16.04 LTSです。(2017年1月現在)

Ubuntuリリースバージョン・サポート期間表(サポート期間が残っているものに限定)
リリースバージョン
コードネーム
リリース月
サポート期間
主な特徴
12.04(LTS)
Precise Pangolin
2012年4月
2017年4月
ヘッドアップディスプレイ対応
14.04(LTS)
Trusty Tahr
2014年4月 2019年4月
Open vSwitch(OpenFlowプロトコル実装)への対応、マルチタッチ対応、高精細ディスプレイ対応
16.04(LTS)
Xenial Xerus
2016年4月 2021年4月
長期サポート(LTS)、Python3への完全移行
16.10
Yakkety Yak
2016年10月
2017年7月
Linuxカーネル4.8を採用
16.04(LTS)
Xenial Xerus
2016年4月 2021年4月
長期サポート(LTS)、Python3への完全移行

※1 Ubuntuサーバは、堅牢なサーバとして定評のあるDebianがベース

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Ubuntuのライセンス

Ubuntuのライセンスは、特定のライセンス名称が定義されていません。

Ubuntuのベースである「Debian GNU/Linux」では、「Debian フリーソフトウェアガイドライン (DFSG)」に従って、ソフトウェアの拡張、改造、修正、再配布を自由に認めています。
その派生プロジェクトであるUbuntuも、「Debian フリーソフトウェアガイドライン (DFSG)」と共通の内容を一部含みますが、「Debian フリーソフトウェアガイドライン (DFSG)」に従うとは明記されていないのです。

また、UbuntuのライセンスはGPLであると記載されているケースがありますが、Ubuntuを構成するLinuxカーネル等のライセンスがGPLであるだけで、Ubuntuプロジェクトのページでは、UbuntuのライセンスがGPLであるといった記述はありません。

Ubuntuプロジェクトのページでは、UbuntuプロジェクトがUbuntuOSにデフォルトで含めるソフトウェアを決定する際に従うプロセスを説明するライセンスポリシーとして、下記のような内容を掲載しています。
デフォルトでインストールされるアプリケーションソフトウェアの全てはフリーソフトウェアです。

・Ubuntuは、さまざまなライセンスのプログラムやドキュメントの集合体であり、main、restricted、universe、multiverseの4つの主要なグループまたはコンポーネントで編成されている。

・Ubuntuのmainコンポーネントに含まれる全アプリケーションがソースコードを含める必要があり、また、同じライセンスの下で変更されたコピーの改変および頒布を許可する必要がある。

・main、restricted コンポーネントに含まれる全アプリケーションにおいて、再配布を許可し、再配布や改変に伴うロイヤリティ要求を禁止し、Ubuntuに固有のライセンスの下での配布を禁止する。

main、restricted、universe、multiverse各グループの違い
リポジトリ
メンテナー
ソースコード
LTSでのサポート
main
Canonical*


restricted
Canonical*


universe
Ubuntu Developer


Mulitiverse
外部開発者


*Canonical:Unutuの開発支援・資金援助を行っている企業。Ubuntuの創設者マーク・シャトルワースにより設立された。
その他、Ubuntuのライセンスポリシー詳細は、こちらのページをご覧ください。

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Ubuntuの動作環境

前提となる動作環境は、以下のとおりです。

Ubuntuのデスクトップ最新版(16.10) 推奨最小システム要件

  • CPU
    2 GHzデュアルコアプロセッサ
  • メモリ
    2GBのRAM
  • ハードディスクの空き容量
    25GB
  • その他
    インストールメディア用DVDドライブまたはUSBポートのいずれかが必要
    インターネット環境があればなお可

Ubuntu Server (CLI) インストール

  • CPU
    300MHzのx86プロセッサ
  • メモリ
    128 MiBのRAM
  • ハードディスクの空き容量
    1GB
  • その他
    グラフィックカードと640x480モニター
    CDドライブ


ネットブックエディション(バージョン11.04以降)

  • CPU
    インテルAtom プロセッサ 1.6 GHz
  • メモリ
    386 MIB RAM
  • ハードディスクの空き容量
    4GB
  • 画面解像度
    1024x600
  • その他
    視覚効果をサポートしたグラフィックスチップセット


ハードウェア

■Ubuntuデスクトップ認定ハードウェア

■Ubuntuサーバー認定ハードウェア

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Ubuntuの主な特徴

主な特徴は以下のとおりです。

直観的な操作 スタイリッシュでシンプルなインターフェイスであるため、初心者でも使いやすく、直観的な操作ができる
すぐに使える Live CD環境から再起動の必要なしにハードディスクへのUbuntuインストールができ、それだけで基本的なセットアップ作業が完了し、すぐに使える
セキュリティ対応 組み込みのファイアウォールやウイルス対策、フィッシング対策が用意されているほか、自動セキュリティアップデートが提供されている
長期サポート(LTS)も利用可能
充実の機能 デフォルトでブラウザ(Mozilla Firefox)、メールソフト(Mozilla Thunderbird)、オフィススイート(LibreOffice)や、音楽、ビデオ、写真編集、カレンダーなどのアプリケーションがインストールされ、アドオンで利用できる無料または有料のアプリケーションが豊富にある
また、パッケージ数は47,000以上と言われている(http://packages.ubuntu.com/yakkety/allpackages
インストールや更新が容易 デスクトップ版はグラフィカルインストーラがあり、インストールが早くて簡単
セキュリティフィックスやバージョンアップグレードなどのアップデートはアップデートエリアに表示されるのをクリックするだけで更新できる
互換性 MP3プレーヤー、カメラやプリンタ接続のためのプラグインや、Microsoft Officeドキュメントとの互換性があるオフィススイートを用意
多言語対応 40以上の言語で利用可能で、日本語環境に必要とされるパッケージを収録したRemixイメージと仮想ハードディスクイメージも作成・配布されている
半年ごとのリリース 半年ごとに定期的なバージョンアップリリースが提供され、常に最新技術を取り込むことができる
コスト効果 Ubuntuはライセンス費用がかからないため、商用製品に比べて大幅に導入コストを削減

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Ubuntuと同様の機能を提供する商用製品

商用ソフトウェア製品では、Microsoft Windows、macOSが、Ubuntuと同様の機能を提供しています。

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Ubuntuの主な機能

主な機能は以下のとおりです。

機能 詳細
ウェブ閲覧(Firefox) 16.10では、Firefox 50.1.0を採用
自動セキュリティアップデート、アンチフィッシング技術、ウイルスやマルウェアに対する対策がされている
Officeアプリケーション(LibreOffice) 16.10では、LibreOffice 5.2.2を採用
文書、スプレッドシート、プレゼンテーションの閲覧と編集が可能で、Microsoft Officeとの互換性あり
音楽とモバイル Ubuntu One Music Storeにワンクリックでアクセス
Android携帯やiPhone同様、あらゆる一般的な携帯音楽プレーヤーが動作
電子メール(Thunderbird) 16.10では、Thunderbird 45.5.1を採用
アドレス帳やカレンダーの利用も可能
ウェブアプリ Facebook、GmailやFlickrなどのWebアプリケーションをデスクトップ上のランチャーに表示してシングルクリックで起動、Webアプリケーションを一般的なアプリケーションのように利用可能
オンライン検索(Dash) 自分のPC内だけでなく、あらゆるオンラインアカウント(Flickrの写真やGoogle Driveドキュメント、Ubuntu One Music Storeの音楽など)を検索可能
写真(Shotwell) 写真を迅速かつ簡単にインポート、整理、編集し、ソーシャルネットワーク上で共有
動画(PiTiVi) ムービーを編集
パーソナルクラウド(Ubuntu One) Ubuntu Oneの上にさまざまなファイルを保存し、Windows、macOS、iOS、Androidなどのデバイス上でそれらにアクセスすることが可能(空き容量5GB)

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Ubuntuの商用製品との機能比較

商用製品との機能等の比較は以下のとおりです。

機能 Ubuntu Microsoft Windows macOS
ウェブ閲覧 Firefox Internet Explorer Safari
Officeアプリケーション LibreOffice ×(※1) ×(※2)
音楽 Ubuntu One Music Store Xbox Music Store iTunes Store
モバイル対応
電子メール Thunderbird メール メール(Mail)
ウェブアプリ Web apps チャーム 各共有機能
オンライン検索 Dash チャーム Spotlight
写真 Shotwell ピクチャ ライブラリ iPhoto
動画 PiTiVi ムービー メーカー iMovie
オンラインストア Ubuntu One Windows Store Mac App Store
パーソナルクラウド Ubuntu One oneDrive iCloud

※1 プレインストールはされていない
 (メーカーによってはWindows Officeがプレインストールされているものもある)
 Windows Officeは別途有償のライセンスが必要
 その他、無償のオフィススイートの利用も可能
※2 プレインストールはされていない
 Microsoft Office for Macは別途有償ライセンスが必要
 その他、無償のオフィススイートの利用も可能

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Ubuntuのダウンロード

Ubuntu ダウンロードページ

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Ubuntu は Canonical Ltd. の登録商標です。

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