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野村総合研究所


MySQL 5.0.80 リリースノート (日本語翻訳)

 

機能の追加と変更:

・MD5アルゴリズムは、Xfree実装を使用するようになった( Bug#42434 )。

修正されたバグ:

・ レプリケーション : TIMESTAMP カラムへの INSERTDELAYED が、同じカラムに対する DELAYED 未使用の挿入と同時に発行され、その挿入の後に適用された場合、 INSERTDELAYED は、 DELAYED 未使用の挿入によって生成されたものと同じタイムスタンプを使用してログに記録された( Bug#41719 )。

・ SUPER 権限のないユーザがシステムスレッドを強制終了しようとすると、サーバがクラッシュする可能性があった( Bug#43748 )。

・ USEINDEX ヒントを使用すると、 EXPLAINEXTENDED がクラッシュする可能性があった( Bug#43354 )。

・先行する SETsql_select_limit=0 ステートメントをクライアントが実行した後などに、現在のデータベース名を要求して空の結果が返されると、 mysql がクラッシュした( Bug#43254 )。

・ソースディストリビューションには、 strings/CHARSET_INFO.txt ファイルが含まれていなかった( Bug#42937 )。

・ mysqldump には、 --ignore-table オプションによって除外されたビューが含まれていた( Bug#42635 )。

・不明なタイムゾーン指定を CONVERT_TZ() に渡すと、メモリリークが発生した( Bug#42502 )。

・3つ以上の引数を使用すると、 LEAST() 、 GREATEST() 、および CASE は Illegalmixofcollations という エラーを不必要に返す可能性があった( Bug#41627 )。

・行が内部バッファよりも長い場合は、 mysql クライアントが入力を正しく解釈しない可能性があった( Bug#41486 )。

・ mysql によって表示されたhelpコマンド出力では、 \c (clear)コマンドの説明が誤解を招くような内容になっていた( Bug#41268 )。

・ソースカラム式がローカル変数を参照する場合、 NAME_CONST() を使用すると、 CREATETABLE...SELECT ステートメントで問題が発生する可能性がある。これらの参照を NAME_CONST() 式に変換すると、マスタサーバとスレーブサーバとで異なるカラム名や、長すぎて正しいカラム識別子にならない名前が生成されることがある。対処法として、ローカル変数を参照するカラムのエイリアスを入力する。

現在は、起こりうる問題を示す場合に警告が発行されるようになっている( Bug#35383 )。

・ SHOWPROCESSLIST 出力の Time カラムには、負の値を使用できるようになった。以前の符号なしのTimeカラムでは、負の値は大きな正の値として間違って表示されていた。スレッドが SETTIMESTAMP= value を使用して時間を先に進めた場合や、スレーブで実行されているスレッドが、スレーブよりも時計が進んでいるマスタからのイベントを処理している場合は、負の値が発生する可能性がある( Bug#22047 )。

・ FEDERATED テーブルを含む mysqldump ダンプファイルには FEDERATED テーブルのデータが入っていたため、このダンプファイルの復元は失敗した。現在は、テーブル定義だけがダンプされるようになっている(データが別の場所に置かれているため)( Bug#21360 )。

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