『実践 Keycloak』出版のご案内
2022/10/15
OpenStandiaのエンジニアを含む有志により、
Keycloakの包括的な解説書『実践 Keycloak』を出版しました。
内容紹介
IAM分野で注目が高まるKeycloakの包括的な解説書!
Webベースのシステムにアクセス管理機能を提供するオープンソースソフトウェア「Keycloak」の解説書。
シングルサインオン(SSO)やAPIアクセスの認証と認可を実現するもので、開発コミュニティの主要人物が著した教科書的な1冊。
インストール、管理コンソールの基本から、詳細なコンフィギュレーション、SPIによる拡張、セキュリティ上考慮すべき設定ポイントなど実践で役立つ情報までを丁寧に解説。標準仕様OpenID Connect(OIDC)やOAuth 2.0についてもカバーします。
書籍概要
Keycloakは、シングルページアプリケーション(SPA)、モバイルアプリケーション、REST APIなどのモダンなアプリケーションに焦点を当てた、オープンソースのIdentity and Access Management(IAM)ツールです。
小規模なウェブサイトから、数百万人のユーザーを抱える大企業まで、さまざまなシナリオの本番環境で使用されています。
本書は、開発コミュニティーのプロジェクトリーダーとコアディベロッパーが著した、Keycloakの包括的な解説書です。インストール方法から、管理コンソールやアカウントコンソールの使い方、本番環境での使用に備えた設定方法、ユーザーの管理、トークンとセッションの管理、SPIによるカスタマイズまでを詳しく解説しています。さらに、アプリケーションのセキュリティーを保護する方法や、OAuth 2.0とOpenID Connect(OIDC)を理解するための基礎知識も紹介します。さらに日本語版では補章として「クライアントポリシーによるセキュリティー保護」も収録しています。
<目次>
第1部 Keycloakを始めよう
1章 Keycloakを始めよう
2章 サンプルアプリケーションのセキュリティー保護
第2部 Keycloakによるアプリケーションのセキュリティー保護
3章 標準仕様の簡単な紹介
4章 OpenID Connectによるユーザーの認証
5章 OAuth 2.0によるアクセスの認可
6章 さまざまなタイプのアプリケーションのセキュリティー保護
7章 アプリケーションとKeycloakの統合
8章 認可の戦略
第3部 Keycloakの設定と管理 157
9章 本番環境用のKeycloakの設定
10章 ユーザーの管理
11章 ユーザーの認証
12章 トークンとセッションの管理
13章 Keycloakの拡張
第4部 セキュリティーについての考慮事項
14章 Keycloakとアプリケーションのセキュリティー保護
日本語版補章 クライアントポリシーによるセキュリティー保護