バージョンアップ情報
Logstash情報
Logstashとは
Logstash(ログスタッシュ)はElastic社により開発された、データ収集ツールです。
サーバサイドで動作し、複数の異なるフォーマットのデータを変換し一元化して収集することができます。収集したデータは、同じくElastic社が開発したElasticsearchなどで使用することを想定しています。
Logstashは様々なデータ形式にあわせて 200を超えるプラグインが用意されています。
プラグインは、インプットプラグイン、フィルタプラグイン、コーデックプラグイン、アウトプットプラグインの4つのタイプが存在しており、それぞれ以下の順番で使用されます。
- インプットプラグインにより、対象のログ出力を監視し、入力データを収集します。
- データの解析、変換を行うフィルタプラグインや、データ形式の変換を行うコーデックプラグインを使用して収集したデータを加工します。
- アウトプットプラグインにより加工済みデータを目的の格納場所に出力します。
サポートプラグイン一覧
インプットプラグイン
- Azure event hubs
- Elasticsearch
- Http
- JDBC
- kafka
- Redis
- AWS s3
- syslog
- TCP
- UDP etc.
Codec プラグイン
- avro
- cef
- es bulk
- json
- json lines
- line
- multiline,
- plain
- rubydebug
Filter プラグイン
- clone
- CSV
- DNS
- JDBC static
- JDBC Streaming
- XML etc.
アウトプットプラグイン
- Elastic app search
- stdout
- logstash etc.
類似プロダクト
同等の機能を持つ製品にはFluentd、Apache Flumeなどがあります。
動作環境
※2024/8時点の最新バージョンLogstash8.15の情報になります。
- CentOS/RHEL7.x
- RHEL8.x
- RHEL9.x
- Olacle Enterprise Linux7.x
- Olacle Enterprise Linux8.x
- Ubuntu 20.04
- Ubuntu 22.04 13
- SLES 12
- SLES 15
- Windows Server 2016
- Windows Server 2019
- Windows Server 2022
- Debian 11
- Debian 12
- Amazon Linux2
- Amazon Linux 2023
- Rocky Linux/AlmaLinux8
Logstashのライセンス
Logstashのライセンスは、Apacheソフトウェア財団 (ASF) によって規定されたApache License Version 2.0と、部分的に商用のElastic Licenseが適応されるソースが存在します。
Apache License Version 2.0が適応されるソースは、使用にあたって、著作権の表示などの条件に従うことで、商用利用、修正、再頒布などが自由に行えます。Elastic Licenseが適応されるソースに関しては、Elastic Licenseの条項に従っての使用になります。
製品ダウンロード
入手方法、インストール方法は公式サイトの下記をご参照下さい。
オープンソース年間サポートサービス
OpenStandiaではOSSを安心してご利用いただけるように、オープンソース年間サポートサービスをご提供しております。
サポートしているOSSは下記ページをご参照ください。
関連OSS
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サポート対象
Fluentd
フルエントディ。様々なデバイスやシステムからログ収集を行い、NoSQLデータベースやテキストなど様々フォーマットに変換・格納するログコネクタです。
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サポート対象
Fluent Bit
フルエントビット。C言語で書かれたクラウド及びコンテナ環境に適した、ログの収集、配布を行うオープンソースのログプロセッサーツールです。
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Embulk
エンバルク。オープンソースの並列バルクデータローダーで、プラグインベースでいろいろな入出力先に対応していることも特徴です。