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MosP

NRIのOpenStandiaが提供するMosP最新情報

MosP情報

MosPとは

MosP(モスプ)とは、日本の(株)マインドが開発したオープンソースの勤怠管理、人事給与システムです。

MosP(モスプ)の勤怠管理機能では、勤怠情報の入力、各種申請(残業、休日出勤、振替出勤、代休)、申請データの承認が行えます。

人事給与機能では、各種人事項目の管理と、給与計算、賞与計算、社会保険計算、年末調整まで一通りの業務が可能です。
また、データのCSVファイル化が可能となるため、外部の計算データを取り込むことや出力ができます。

MosP(モスプ)は、社員情報などを履歴で管理し正確な情報管理が実現可能であるほか、直感で操作できるシンプルなUIや、シンプルなフレームワークを利用した高い拡張性などの特徴があります。

MosP(モスプ)は、3万以上のダウンロード実績と、1万数千人の利用者実績があります。

人事給与システムでは、商用パッケージ製品においてもカスタマイズが前提となるケースが多いですが、MosP(モスプ)は、カスタマイズを柔軟にしかも低コストで実現することが可能であるため、商用パッケージ製品に比べて導入時のコスト削減効果が大きいといえます。

MosP(モスプ)の現在の最新バージョン(GA)は、MosP 勤怠管理 4.3.1、4.4.2、4.5.1、4.6.3、MosP 人事管理 4.4.0.1、MosP 給与計算 4.4.0.1です。(2020年3月現在)

主な機能

主な機能は以下のとおりです。

勤怠管理

  • 勤怠管理
  • 勤怠集計管理
  • 有給管理
  • 残業管理
  • 代休管理
  • 休暇種別管理
  • 予定管理
  • 勤怠エクスポート
  • 勤怠インポートなど

給与計算

  • 各種データ出力
  • 給与計算
  • 支払明細書出力
  • 給与項目管理
  • 賞与計算
  • 賞与明細出力
  • 賞与項目管理
  • 社会保険計算
  • 年末調整
  • 住民税基礎データ
  • 源泉徴収票など

人事管理

  • 個人詳細情報
  • 住所情報
  • 資格情報
  • 採用情報
  • 健康情報
  • 賞罰情報
  • 研修情報など

その他共通機能

  • データインポート
  • データエクスポート
  • パスワード変更
  • 通知設定
  • 新規社員登録
  • 承認管理
  • 基本情報
  • 勤務地マスタ
  • 雇用契約マスタ
  • 所属マスタ
  • アカウントマスタなど

MosPの製品と機能一覧

MosP詳細機能

人事関連情報マスタ登録

社員一覧

個人基本情報

入社情報

住所情報

学歴情報

給与情報

社会保険情報

報酬月額情報

労働保険情報

税扶養情報

住民税情報

振込銀行情報

単価情報

固定支給手当情報

固定控除情報

退職情報

所属マスタ

職位マスタ

アカウントマスタ

賃金台帳出力

給与関連情報マスタ登録

会社情報登録

仕向銀行情報設定

銀行情報設定

健保厚年事業所設定

労働保険事業所設定

住民税納付先情報設定

給与体系設定

学歴用学校情報設定

支給明細項目設定

賃金台帳項目設定

計算関連情報マスタ登録

パラメータ設定

賃金表設定

給与区分別率設定

計算式設定

報酬月額テーブル設定

有休残日数設定

月次給与計算業務

※賞与も同様の業務が可能

給与計算開始設定

処理対象者抽出

明細メッセージ登録

税/社保項目更新

変動支給/控除入力

給与計算実行

給与データ訂正照会

支給明細書出力

給与振込データ作成

給与振込データ照会

給与振込データ出力

住民税振込データ作成

住民税振込データ照会

住民税振込データ出力

退職時の住民税調整

csv帳票出力

月変算定業務

月変算定開始設定

月変算定計算処理

月変算定情報訂正

結果一覧出力

届出印刷

月変算定確定処理

年末調整業務

年調基本情報登録

年調申告情報登録

年税額計算処理

年調結果照会

年調データ出力

源泉徴収簿出力

補助処理

過去給与明細編集

過去賞与明細編集

データインポート

データエクスポート

導入事例

MosPは、オープンソースの人事給与パッケージ製品として、3万ダウンロードの実績と1万数千人の利用者実績があります。
MosPは、中小から大規模まで、さまざまな業種で利用されています。
MosPの導入事例で、代表的な事例は下記のものです。

運送業A社

従業員数

800名

採用製品

MosP勤怠管理、 MosP人事給与

課題

勤怠管理の業務をExcelを使用し処理をしていたが、管理が煩雑になり、管理コストがひっ迫してしまっていた。
また、担当者変更などの引き継ぎも、担当者個人のノウハウに依存してしまっていたため、非常に難しい状況になっていた。

採用理由

他のメジャーな汎用パッケージを当初検討したが、自社の業務に合うものがなく、カスタマイズが柔軟なMosPはコストも安く、採用した。

構築内容

フェーズ1でMosP勤怠管理を構築。安定稼動を確認しMosP人事、MosP給与を連動させ、効率的に一元管理を短期間で実現。他パッケージ会社の半額で導入。

人材派遣業B社

従業員数

300名

課題

MosP勤怠管理、 MosP人事

採用製品

人事管理を業務をExcelシートを使用し処理をしていたが、社員からの問い合わせ業務対応が煩雑になっていた。
また、勤怠管理も同様にExcelシートで行っていたため、人事担当者の業務負荷が非常に高くなっていた。

採用理由

独自の管理項目が多く汎用パッケージではカスタマイズコストが高すぎたため、カスタマイズ費用を含めた総コストが安かったMosPを採用した。

構築内容

MosP人事とMosP勤怠管理を大幅カスタマイズし、MosP人事を利用しWeb上での人事サービスを短期間で実現し、より効率の良い人事管理を行う。

情報サービス業C社

従業員数

800名

採用製品

MosP勤怠管理

採用理由

今後の社員増に伴い、勤務時間、勤務場所も柔軟な対応が必要になり社員管理等含めた労務管理業務の増加が想定されるなか対応が求められた。
また、時間外労働に組合協議が必要になる。

課題

旧システムでは社員増などの課題に対応できず、他社パッケージではパッケージ費用、データベース費用にコストがかかり、思うようなカスタマイズができない。
MosP勤怠管理をカスタマイズして利用する事が総合的に点数が高く採用した。

構築内容

MosP勤怠管理に工数管理、組合機能などを追加し、課題の解決を行った。

類似プロダクト

同様の機能を提供する商用製品としては、以下のようなものがあります。

  • SAP ERP Human Capital Management
  • Oracle Fusion Human Capital Management
  • GLOVIA smart 人事給与
  • STAFFBRAIN

商用製品との機能比較

商用製品との機能比較は以下のとおりです。

△:カスタマイズによる個別機能
空欄については機能が未実装かつカスタマイズ可否が不明

MosP

商用製品A

商用製品B

人事管理

人事情報の個別入力

人事情報の条件抽出

人事情報の項目拡張

画像(顔写真・資格証明等)管理機能

社員の氏名と旧姓の別登録機能

給与計算・勤怠管理

勤怠情報の一覧入力

支給明細の一覧入力

勤怠情報の個別入力

支給明細の個別入力

タイムカードによる勤怠入力

勤務形態の編集

残業・遅刻時間等の自動計算

勤怠情報のインポート機能

労働基準法にそった労務管理機能

給与・賞与明細書出力

給与・賞与の支給・控除項目拡張

計算式・条件式設定

銀行振込用データ出力

帳票を表計算データに出力

支給明細を専用紙で出力

固定給の一括更新(昇給時等)

社員別に給与支給日設定

社員別に給与明細書パターン設定

給与・賞与振込先の複数登録

通勤手当設定の複数登録

年末調整機能

給与・賞与の再計算

社会保険料率個別設定

算定時の遡及支払機能

動作環境

前提となる動作環境は以下の通りです。

サーバ環境

名称

条件

OS

CentOS 6、Red Hat Enterprise Linux 6

DB

PostgreSQL、EDB Postgres(PostgreSQL)

アプリケーションサーバ

Apache、Tomcat

Java Development Kit (JDK)

OpenJDK 7

クライアント環境

名称

条件

OS

Microsoft Windows

ブラウザ

FireFox、Microsoft Internet Exproloer 11

MosPのライセンス

MosP(モスプ)は、オープンソースの勤怠管理、人事給与ソフトウェアであり、利用者が利用用途に応じて無償版の「GPLライセンス(GNU General Public License)」/「AGPL(GNU Affero General Public License)」の無償版か、商用版の「商用ライセンス」のいずれかを選択する、「デュアルライセンスモデル」を採用しています。

MosPの無償版ライセンスは、バージョン3が「GPLライセンス」、バージョン4以降は「AGPLライセンス」です。
利用者は、その用途やシステム用件に応じて、「GPL/AGPLライセンス」か「商用ライセンス」を選択します。

GPL/AGPLライセンスは、個人・企業を問わず、ライセンス費用はかからず、無償で利用できます。ダウンロード、利用、ソースの改変、配布することができます。
ただし、MosP(モスプ)の使用にあたってGPL/AGPLのライセンス使用条件に従う必要があり、また商用製品として使用する場合などは使用条件を詳細に確認する必要があります。

MosPの商用ライセンスは、(株)マインドが提供しています。
MosPV3(GPL)及びMosPV4(AGPL)をOSSのライセンスに従って利用できない場合は商用ライセンスの購入が必要になります。
商用ライセンスでは、MosP(モスプ)製品の組み込み型ビジネス・コマーシャル版の再販権、オンデマンドSaaSアプリケーションサービスなど、さまざまな形態でのビジネス展開が行えます。

製品ダウンロード

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