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tRPC情報

tRPCとは

tRPC(ティーアールピーシー)とは、フルスタックのTypeScript開発者向けのフレームワークです。
APIエンドポイントを静的に型付けし、クライアント・サーバ間で共有することが可能です。
近年、GitHubのスター数が急上昇しており、盛り上がりを見せているフレームワークです。 類似の機能を提供するGraphQLと比較して、tRPCは学習コストが低く、より緊密にサーバーとアプリを結合します。

主な特徴

  • クライアント・サーバ間での型情報の共有
    型情報をクライアント・サーバ間で共有することができるため、データ型の不一致を防ぐことが可能です。
  • 機能ごとに分割されたパッケージ
    tRPCでは分割されたパッケージから、用途にあわせて必要なものだけを選択して導入できます。
    基本的な@trpc/server,@trpc/clientパッケージのほか、tanstack/react-query、Next.jsの連携パッケージも提供されています。
    その他、必要に応じてコミュニティベースのライブラリも利用可能です。
  • TypeScript前提
    tRPCはフロント・バックエンドがTypeScriptであることが前提となるため、言語が混在している場合はGraphQL等、他の案を検討する必要があります。

動作環境

tRPCを利用するためには、TypeScriptの4.7以上が必要となります。
また、non-strictモードが正式にサポートされていないため、"strict"-trueを利用することが推奨されます。

tRPCのライセンス

tPRCは、MITライセンスです。
ソースコード公開の有無に関わらず、自由な再利用が認められています。

参考情報

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