Apache HTTP Serverの導入メリット
Apache HTTP Server(アパッチ エイチティーティーピーサーバ)は、世界でもっとも広く使われているサーバソフトウェアのひとつで、大規模な商用サイトから、個人レベルの自宅サーバまで状況に応じた汎用性を発揮できるところが最大の魅力です。
普及率の高さは、多様なモジュール開発による柔軟な機能拡張や、技術者の確保、引き継ぎの容易さを実現しており、多言語からの移行もスムーズです。サービスの発展過程に合わせた、きめ細やかな運用が可能となりますので、あらかじめ規模の限定された用途だけではなく、将来にわたって規模やサービス内容を拡充させたい場合にも不安のない選択肢です。
サーバソフトウェアを導入する際は、まずはApache HTTP Serverからご検討ください。
Apache HTTP Serverの特徴
Apache HTTP Serverは、次のような特徴があります。
- 世界シェア20%を超える普及率
- 圧倒的事例数による信頼性
- 世界中で開発が続く多彩なモジュール
- ほとんどすべてのプラットフォームに対応
- シンプルで動作の軽い設計
こんなお客さまにApache HTTP Serverの導入をオススメ
次のようなお客様に、Apache HTTP Serverの導入をオススメします。
- 信頼性の高いサーバソフトウェアを導入したい
- サービスの規模を発展的に拡張させていきたい
- 小規模なサーバから試験的に運用してみたい
- 技術者を継続的に補充・補強していきたい
- 独自サービス開発のためには、機能拡張の選択肢は多い方が良い
類似の機能をもつOSS
Webサーバとして類似機能をもつ OSS として、以下のものがあります。
- H2O
- lighthttpd
- Nginx
- OpenLightSpeed
Netcraft社の調査によれば、Apache HTTP Serverは、かつては60%程度の大きなシェアを持っていましたが、その後登場した Nginx やその他のプロダクトにより徐々にシェアを奪われている状況になっています。
現状のWebサーバのシェアは、Apache、Nginxだけで5割近くを占めている状況ですが、その他の選択肢についても増加傾向にあります。ですが、Apache HTTP Server や Nginx に肩を並べるようなOSSはまだ登場していない状況です。
参考:
December 2022 Web Server Survey
Apache HTTP Serverのライセンス
Apache HTTP Serverソフトウェアは、Apache(アパッチ)独自のライセンス規約を有します。
Apache License(アパッチ・ライセンス)のコードが使用されていることの明記を条件に、ソースコードの自由な改変と公開が認められています。
Apache HTTP Serverのライセンスについてご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
関連OSS
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- PostgreSQL
- PHP
- Ruby on Rails
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- Apache Tomcat
- GlassFish
- JBoss Enterprise Application Platform
- JBoss Enterprise Web Server
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- BIND
- Liferay
Apache HTTP Serverのダウンロード
Apache HTTP Serverのサポート
NRIではお客様のご要望に応じて様々な支援ができるサービスをご用意しました。
詳細は下記ページをご確認ください。