バージョンアップ情報
Argo Workflows情報
Argo Workflows とは
Argo WorkflowsとはKubernetes上で並列実行するジョブの管理をするオープンソースのコンテナネイティブワークフローエンジンで、Kubernetes CRD(Custom Resource Definition)として実装されています。Argo WorkflowsはKubernetesのワークフローエンジンとして最もポピュラーな物の1つです。
主な特徴
公式ドキュメントではArgo Workflowsを使用する代表的なユースケースとして以下のような例が挙がっています。これ以外にもKubernetes環境でワークフローを実行できるという特性から様々な場面での利用が想定されます。
- 機械学習 パイプライン
- データ、バッチ処理
- インフラストラクチャ の自動化
- CI/CD
以下はArgo Workflowsが提供している機能の一部です。
- UIによる視覚的にワークフローの管理が可能
- アーティファクトサポート
- よく利用するワークフローをテンプレートとして保存する機能
- cronを使ったワークフローのスケージュール実行
- REST API用のWebインターフェイスを完備
- タイムアウト、リトライ、サスペンド、リジューム、キャンセルなど柔軟に設定可能
- ループ機能
- K8sリソースのオーケストレーション
- Exit時のフック処理を登録可能
- Java/Golang/Python向けの SDKs
- シングルサインオン
- CLIを装備
- Windowsコンテナのサポート
など
以下はEcosystemとしてArgo Workflowsと連携して使用することができる製品の一部になります。
動作環境
Argo WorkflowsはKubernetesのCRDとして実装されている為、Kubernetes環境が必須となります。
Argo Workflowsのライセンス
Argo Workflowsは、Apache2.0ライセンスの元に提供されているオープンソースのソフトウェアです。ユーザーはそのソフトウェアの使用や頒布、修正、派生版の頒布をすることに制限を受けません。
オープンソース年間サポートサービス
OpenStandiaではOSSを安心してご利用いただけるように、オープンソース年間サポートサービスをご提供しております。
サポートしているOSSは下記ページをご参照ください。
関連OSS
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サポート対象
Argo Events
Argo Events(アルゴイベンツ)は、Kubernetes上でイベント駆動型のワークフローを構築するためのオープンソースソフトウェアです。
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サポート対象
Kubernetes
クーバネティス。Dockerをはじめとするコンテナ化されたアプリケーションの展開、スケーリング、管理を行うオープンソースのプラットフォームです。
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サポート対象
Argo CD
アルゴシーディー。KubernetesのためのGitOpsに則ったCD(Continuous Delivery)ツールです。