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更新日:2022-06-21

OpenShiftの概要

OpenShift とは、Red Hat社が提供しているエンタープライズ対応のKubernetesコンテナプラットフォームで、Docker、Kubernetes、Dockerレジストリなどで構成されるCaaS(Container as a Service)基盤です。CaaSとはPaaS(Platform as a Service)の中でも、特にコンテナサービスに重点を置いたサービスを意味します。
OpenShiftを利用することで、短時間で簡単にアプリケーションを構築、開発、提供することができます。
OpenShiftはいくつかの製品(サービス)に分かれています。

  • OKD
    OSS版で、無償で利用できます。OpenShiftをローカル環境で試すためのMinishiftというツールも提供されており、小規模での利用に向いています。
    OpenShift Originのバージョン3.10リリース時(2018/08/03)に、OKD (The Community Distribution of Kubernetes that powers Red Hat's OpenShift)に名称を変更しました。
  • OpenShift Container Platform、OpenShift Kubernetes Engine
    社内のデータセンターなどにCaaSを構築するための製品であり、エンタープライズレベルのKubernetesをデプロイするためのパッケージです。また、Red Hat社がサポートを提供しています。
  • OpenShift Dedicated
    Red Hat社の提供するパブリッククラウド上に、一社向けにCaaSを提供する製品であり、Red Hat社がサポートを提供しています。ネットワーク接続の安全性を担保しつつ、AWSやGCPと容易に連携させることができるのが特徴です。
  • Amazon Red Hat OpenShift、OpenShift Microsoft Azure、Red Hat OpenShift on IBM Cloud
    Red Hat社とAWS社・Microsoft社・IBM社が共同で開発、運用、サポート提供しているOpenShiftの高可用性クラスタで、各社のクラウド上にホスティングされるフルマネージドサービス製品です。
  • OpenShift Online
    Red Hat社の提供するパブリックCaaSを利用することができ、Red Hat社がサポートを提供しています。

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OpenShiftの特徴

OpenShiftはDevOpsの促進を目的として開発されたため、OpenShiftの利用は開発者と運用者の両方にとってメリットがあります。
開発者は、ローカルに開発環境をセットアップする必要がなくなり、クラウド環境または社内のデータセンターに素早く、容易に開発環境をセットアップすることができるようになります。また、開発したアプリケーションはdocker imageとしてデプロイされるため、その後の運用も容易になります。

OpenShiftはMasterとNodeという2つのホストで構成されます。Masterは複数のNodeを管理するホストで、ユーザの認証、アプリケーションの管理、ノード間の通信などを行います。また、Nodeはユーザアプリケーションを実行するホストで複数のコンテナから成り立っています。

OpenShift 構成図

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提供しているイメージ

OpenShift Container Platformは60種類近くのイメージをサポートしています。
Jenkins、Httpd、node、Elasticsearch、Ruby、PHP、Perl、Python、.NET、MySQL、MariaDB、MongoDBなど主要なコンテンツにはほとんど対応しています。より詳細な内容については以下のURLを参考にしてください。
https://access.redhat.com/articles/2176281

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OpenShiftの機能

OpenShiftではKubernetesで実装されている機能が利用できることに加えて独自のコンポーネントを備えています。

  • Integrated Docker Registry
    OpenShiftではDocker imageを内部で保持します。そのためのリポジトリがIntegrated Docker Registryです。
  • Software Defined Network
    この機能を用いることで、サーバをまたいだコンテナ間の通信を一つのオーバレイネットワーク上で利用するシングルテナントか、プロジェクトごとにオーバレイネットワークを分けるマルチテナントで構成することできます。
  • Build Configuration
    Docker imageを作成するための設定です。
  • Deployment Configuration
    Kubernetesを拡張したコンテナ型アプリケーションのデプロイするための設定です。
  • Source to Image
    既に存在するコンテナイメージに別のソースコードからビルドしたアプリケーションをデプロイし、新しいDocker imageを作成します。
  • Image Stream
    OpenShiftがビルドしたDocker image、外部のDocker imageへのポインターを保持します。
  • Route
    OpenShift上で動作しているアプリケーションをURLでアクセスできるようにします。

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OpenShift動作環境

例)ベアメタルサーバにインストールする際のハードウェアの最低動作保証環境

マシン OS CPU RAM Storage IOPS
Bootstrap
(×1)(※1)
FCOS 4 16 GB 100 GB 300
Control plane
(× 3)
FCOS 4 16 GB 100 GB 300
Compute
(× 最小2)
FCOS(※2) 2 8 GB 100 GB 300

※1 Control plane導入後に削除が可能。
※2 Bootstrapと Control planeは、Fedora CoreOS(FCOS)が必須。Conputeのみ、FCOS以外に、Fedora 8.4もしくは、8.5が選択可能。

参考: ・https://docs.okd.io/latest/installing/installing_bare_metal/installing-bare-metal.html#installation-machine-requirements_installing-bare-metal
https://docs.okd.io/latest/installing/installing_bare_metal/installing-bare-metal.html#installation-minimum-resource-requirements_installing-bare-metal

インストールする環境(オンプレミス/クラウド環境)により、詳細なシステム要件は異なるため、導入環境に合わせて下記URLをご参照ください。
https://docs.okd.io/latest/installing/installing-preparing.html

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OpenShiftの参考情報

参考: https://www.okd.io/installation/

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OpenShiftのサポート

  • 現在、OpenShiftのサポートは提供していません。

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