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Rancher

Rancher最新情報

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Rancherバージョンアップ情報

■2023-03-14
[VerUP]Rancher v2.6.11(リリース日:2023/03/09)
■2023-03-07
[VerUP]Rancher v2.6.10(リリース日:2023/01/25)
■2023-02-08
[VerUP]Rancher v2.7.1(リリース日:2023/01/25)
■2022-11-24
[VerUP]Rancher v2.7.0(リリース日:2022/11/17)
■2022-10-26
[VerUP]Rancher v2.6.9(リリース日:2022/10/19)
■2022-09-29
[VerUP]Rancher v2.6.7(リリース日:2022/08/19)
■2022-09-29
[VerUP]Rancher v2.6.6(リリース日:2022/07/01)
■2022-09-29
[VerUP]Rancher v2.5.15(リリース日:2022/07/01)
■2022-09-29
[VerUP]Rancher v2.5.14(リリース日:2022/05/25)
■2022-09-29
[VerUP]Rancher v2.6.5(リリース日:2022/05/13)

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更新日:2022-12-23

Rancherの概要

Rancher(ランチャー)はRancher Labsが主導となって開発しているKaaS(Kubernetes-as-a-Service)を実現するプロダクトで、Multi-Cluster Kubernetes Management を行うためのOSSです。
Kubernetesクラスターをオンプレ・クラウド環境問わずGUIで作成及び管理することができるため、CUIの操作に慣れていない人でも簡単に扱うことができることも大きな特徴です。既存のKubernetesをインポートしてRancherで管理することも可能です。
また、Helmベースのカタログ機能もデフォルトで内包されているため管理下のKubernetesに簡単に複数のサービスをデプロイすることが可能です。
この他にも、Active DirectoryやLDAPとの連携、監査ログ機能などの様々な機能を提供しています。

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Rancherの主な特徴

Rancherには以下の特徴があります。

  • マルチクラウドベースのKubernetesクラスター管理
  • Rancherは「Kubernetes is Everywhere」をコンセプトに、オンプレミスやあらゆるクラウドサービス上にGKE、EKS、AKSなどのKubernetesクラスターを構築及び運用することができます。
    また、既に構築済みのKubernetesクラスターをインポートすることも可能で、これらを一元管理することができます。

  • セキュリティ
  • RancherはWebコンソールからKubernetesクラスターの管理を行いますが、そのコンソールにログインするユーザごとに権限(ロール)を割り当てることができるためどのユーザがどのクラスターにどのような操作を許可するのかを設定することができます。

  • Cloud Native Stack
  • Kubernetesクラスターで必要となることの多いCloud Native サービス(Prometheus・Helm・fluentd・Istioなど)をサポートしているため、それらの導入を容易に行うことができます。

  • CI/CD
  • CI/CD機能が統合されているため別途CI/CDツールをインストールする必要がありません。RancherのCI/CDツールはパイプラインにJenkins、アーティファクトの保管にMinio、コンテナイメージの保管にDockerレジストリを利用しています。GitLabとGitHubとの連携も可能となっており、コードのプッシュやコミット等をトリガーにパイプラインの実行が可能です。

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Rancherのユースケース

RancherはLINE株式会社やマイクロアドなどの企業で利用されている実績があります。
また、Rancher Labsはコンテナ関連のOSSを主に開発しており、Rancher以外にもRancherOSやk3sなどのプロダクトがあり、日本でもMeetupが頻繁に行われています。

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Rancherの動作環境

  • オペレーティングシステムとDocker
  • Rancherは、最新の Linuxディストリビューションと最新のDockerで動作します。 Ubuntu、CentOS、Oracle Linux、RancherOS、RedHat Enterprise Linux がテスト済環境としてサポートされています。
    サポートされているオペレーティングシステムは全て64-bit x86です。

  • ハードウェア
  • Dockerを使用してRancherをシングルノードでインストールする場合は以下のような要件になります。その他(RKE、RKE2、k3s)のハードウェア要件についてはこちらをご確認ください。

        
デプロイメントサイズ クラスタ ノード VCPUS RAM
Small 5まで 50ノードまで 1 4 GB
Medium 15まで 200ノードまで 2 8 GB

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Rancherのライセンス

Rancherのライセンスは、「Apacheライセンスバージョン2」(Apache License version2)というライセンスに基づいて公開され、営利、非営利を問わず、誰でも自由かつ無償で利用・改変・再配布できるようになっています。
Rancherのライセンスについてご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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Rancherの類似ソフトウェア

Red Hat OpenShiftやVMware Tanzu、Google AnthosやAzure ArcなどがRancherと類似するサービスを提供しています。

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参考情報

GitHub
Rancher HP

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Rancherのサポート

NRIではお客様のご要望に応じて様々な支援ができるサービスをご用意しました。
詳細は下記ページをご確認ください。

・オープンソース年間サポートサービス

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