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Squid

Squid最新情報

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Squidバージョンアップ情報

■2023-09-13
[VerUP]Squid 6.3(リリース日:2023/08/25)
■2023-08-15
[VerUP]Squid 6.2(リリース日:2023/08/07)
■2023-07-18
[VerUP]Squid 6.1(リリース日:2023/07/06)
■2023-05-16
[VerUP]Squid 5.9(リリース日:2023/04/30)
■2023-03-07
[VerUP]Squid 5.8(リリース日:2023/02/28)
■2022-09-14
[VerUP]Squid 5.7(リリース日:2022/09/05)
■2022-06-23
[VerUP]Squid 5.6(リリース日:2022/06/06)
■2022-04-26
[VerUP]Squid 5.5(リリース日:2022/04/13)
■2022-02-16
[VerUP]Squid 5.4(リリース日:2022/02/07)
■2021-12-14
[VerUP]Squid 5.3(リリース日:2021/12/07)

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更新日:2022-11-21

Squidの概要

Squid(スクウィッド)とは、HTTP/1.0と、(ほぼ全ての)HTTP/1.1 の仕様を満たし、HTTP、HTTPS、FTPなどをサポートするC++言語で書かれたオープンソースのWebプロキシサーバです。
Squidは1994年にコロラド大学ボールダー校のデュエイン・ウェッセルズ氏らにより開発された Harvest Cache Daemonから派生した2つのフォークの内の1つで、Squidのイニシャルバージョンである、Squid1.0は、1996年にリリースされました。現在は、オープンソースのプロジェクトとして有志による開発が続けられています。

Squidは、複数のWebサーバの前段に配置し、クライアントからの重複したリクエストをキャッシュし、Webサーバの代わりにレスポンスを行うことでサーバの負荷を分散させ、クライアントの要求に対して高速で安定したパフォーマンスを提供することができます。
また、ネットワーク内のクライアントからのアクセスを、Squidが中継することによって、アクセス制御や、ロギング環境を提供します。

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Squidの特徴

Squidには用途に合わせて、次にあげる3つのモードが用意されています。

  • フォワーディングプロキシ(explicit forward proxy)

    フォワーディングプロキシは、多くの場合、クライアントと同一のネットワーク上に配置され、クライアントが外部のWebサーバへアクセスする際には、プロキシであるSquidにアクセスするようにします。そうすることで、Squidがクライアントに変わってWebページにアクセスし、さらにアクセスしたWebページをSquidが自身のサーバ内にキャッシュします。これにより同一ネットワーク内の他のクライアントがSquid経由で同じWebページにアクセスした場合に、SquidがキャッシュしたWebページの情報をクライアントに返します。

    フォワーディングプロキシ導入のメリット

    ・Webコンテンツ取得の速度向上
    ・ネットワーク帯域の節約
    ・内部ネットワークからのアクセス先を制限することが可能

  • リバースプロキシ(Acceleratorモード)

    リバースプロキシで動作するSquidは、(複数の)Webサーバの前段に配置されクライアントからのリクエストをSquidが受けます。その後、SquidはWebサーバにアクセスしてクライアントが要求したページを取得して、自身のサーバ内にキャッシュします。以降、Squidがキャッシュ済みのページに対してのクライアントのリクエストには、Squidはキャッシュ済みのコンテンツを返し、Webサーバへはアクセスしません。

    リバースプロキシ導入のメリット

    ・Webサーバの負担分散
    ・条件によるアクセスサーバの振り分け
    ・SSL/TLSのオフロード

  • 透過プロキシモード(transparent forward proxy)

    透過プロキシはインターセプトプロキシとも呼ばれ、クライアント側でブラウザ設定を変更する必要はありません。通常の運用方法は、ネットワークの出口に設置されたルータにより、特定のポートへ向けたアクセスのみを透過プロキシへ振り分け、プロキシサーバがWebページへアクセスします。

    透過プロキシ導入のメリット

    ・Webコンテンツ取得の速度向上
    ・クライアント側の設定が不要
    ・内部ネットワークからのアクセス先を制限することが可能

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Squidの動作環境

Squidは下記のOS向けにコンパイル済みのバイナリが提供されています。

  • 主要なLinuxディストーション
  • 主要なBSDディストーション
  • いくつかのUnix
  • Windows

また、ソースから独自にコンパイルすることも可能です。Squidをコンパイルするには、C++コンパイラが必要になります。

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Squidと同様の機能を提供する製品

WebプロキシとしてVarnish Cache、PoundなどがSquidと類似する機能を提供しています。

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Squidのライセンス

LICENCESquidは、GPL(※)ライセンスの元にリリースされているソフトウェアで、ソフトウェアのコピーや配布、ソースコードの公開を原則として、ソースコードの自由な改変も認められています。

※GNU General Public Licenseの略。

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Squidの参考情報

Squid公式サイト
http://www.squid-cache.org/

Squidダウンロードページ
http://www.squid-cache.org/Versions/

Squid wiki
https://wiki.squid-cache.org/FrontPage

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Squidのサポート

NRIではお客様のご要望に応じて様々な支援ができるサービスをご用意しました。
詳細は下記ページをご確認ください。

オープンソース年間サポートサービス

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