OAuth2 Proxy/Open Policy Agent サポートの追加のお知らせ
2023/06/13
平素よりOpenStandiaサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。
この度、認証のためのプロダクト「OAuth2 Proxy」、認可のためのプロダクト「Open Policy Agent」の サポートを開始しましたのでお知らせいたします。
サポート追加の背景
近年クラウドネイティブ/マイクロサービスの台頭により、アプリケーションのコードから認証処理やポリシー管理を分離するプロダクトが注目されています。
NRIでも認証認可を分離したアプリケーションの運用が続々始まっており、OAuth2 ProxyやOPAの採用実績も増加傾向にあります。
OpenStandiaでのサポート対応を求める声を多くいただき、OAuth2 ProxyとOPAをサポートラインナップに追加することにしましたのでここにご案内いたします。
サポート対象となるOSS
以下のOSSをサポートラインナップへ追加いたしました。
- OAuth2 Proxy
アプリケーションの代わりに認証を行うリバースプロキシ(認証プロキシ)
これによりアプリケーション本体から認証処理を分離することができる - Open Policy Agent (以降、OPA)
汎用ポリシーエンジン
これによりアプリケーション本体から認可処理を分離することができる
CNCF[※1]でGraduated project[※2]に認定されている
※1 CNCF: クラウドネイティブアプリケーション開発・運用環境に関する技術の標準化やオープンソースプロジェクトを推進している団体。 Cloud Native Computing Foundationの略称。
※2 Graduated project: CNCFが定義したMaturity Levels(成熟度合い)の1つ。Maturity Levelsについては 公式を参照。
OpenStandiaサポートサービスについて
本サポートサービスでは、OSSに関する問い合わせ対応(障害の原因調査、解決方法のご提案など)や週次の脆弱性情報提供を行っております。
詳細は以下をご参照ください。
関連ニュース
関連OSS
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サポート対象
OAuth2 Proxy
オーオーストゥプロキシー。アプリケーションの前段で認証と認可を外部に委譲するためのリバースプロキシーサーバーで、Go言語で実装されています。
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サポート対象
Open Policy Agent
オープンポリシーエージェント。元々Styraで開発されたオープンソースの汎用的なポリシーエンジンです。