Next.js/Nuxt.js サポートの追加のお知らせ
平素よりOpenStandiaサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。
この度、フロントエンドフレームワークである「Next.js」「Nuxt.js」、JavaScript実行環境である「Node.js」のサポートを開始しましたのでお知らせいたします。
サポート追加の背景
昨今、アプリケーション開発においてSPAフレームワーク(React、Vue、Angular等)が採用されることは一般的になっています。
SPAはCSR(クライアントサイドレンダリング)[※1]を行う手法ですが、他にもSSR(サーバーサイドレンダリング)[※2]やSSG(静的サイトジェネレーター)[※3]を実現するフレームワークが出てきています。
SSR/SSG機能を持つ主要なフレームワークであるNext.js/Nuxt.jsは以下のようなメリットがあり注目度の高い技術です。
- SPAに比べて初回レンダリングが速い、SEOに強い等ユーザ体験を向上できる
- 1つのフレームワーク、1つの言語(JavaScript/TypeScript)でフロントエンドとバックエンドを開発できる[※4]
- 通常のSPAフレームワークより高機能(ディレクトリベースルーティングや画像/フォント最適化等)
このような背景からOpenStandiaでのサポート対応を求める声を多くいただき、Next.jsとNuxt.jsをサポートラインナップに追加いたしました。
また、Next.js/Nuxt.jsをSSRやバックエンドとして利用する際に前提となるNode.js(JavaScript実行環境)もサポートラインナップへ追加いたしました。
※1 CSR(クライアントサイドレンダリング):クライアント(ブラウザ)側でレンダリングを行う方式。SPAと同義で使われることが多い。
※2 SSR(サーバーサイドレンダリング):リクエスト時にサーバ側でレンダリングを行い、出来上がったページをブラウザ側に返却する方式。代表的なフレームワークはNext.js/Nuxt.js
※3 SSG(静的サイトジェネレーター):ビルド時にレンダリングを行い、出来上がった静的コンテンツをホストする方式。リクエスト時は静的コンテンツをブラウザ側に返却する。代表的なフレームワークはNext.js/Nuxt.js。
※4 Next.js/Nuxt.jsではバックエンドを開発できる機能が提供されている。このようなフロントエンド/バックエンドを開発できるフレームワークはUniversal JavaScriptフレームワークとも呼ばれる。
サポート対象となるOSS
OpenStandiaサポートサービスについて
本サポートサービスでは、OSSに関する問い合わせ対応(障害の原因調査、解決方法のご提案など)や週次の脆弱性情報提供を行っております。
詳細は以下をご参照ください。