バージョンアップ情報
Nuxt.js情報
Nuxt.jsとは
Nuxt.js(ナクストジェーエス)は、2006年にAlexandre Chopin(アレクサンドラ・ショパン)、Sébastien Chopin(セバスチャン・ショパン)、Pooya Parsa(プーヤ・パラサ)氏らによりリリースされた、Vue.js をベースにした JavaScript フレームワークです。
Vue.jsは基本的にクライアント側でのアプリケーション開発を目的としたフレームワークであり、サーバ側でレンダリングを行うサーバサイドレンダリング(SSR)に対応していませんでした。それを補う形で開発されたのがNuxt.jsです。
2022年11月にはVue3対応、TypeScriptサポート等が取り込まれたNuxt3.0がリリースされました。
また、Nuxt2は2024年6月末でサポートが終了されており、2024年7月現在の最新バージョンはNuxt3.12.3です。
バージョン毎の詳細についてはこちらを参照してください。
主な特徴
強力なモジュール構造
Nuxt.js は、強力なモジュール構造に基づいた設計になっており、コミュニティにより作成された200を超えるモジュールが使用可能です。
高速な動作
Vue.jsとNode.jsのベストプラクティスを利用することで高速で動作するアプリケーションを構築できます。
コミュニティによる改善
現在もコミュニティにより継続的に改善がおこなわれており、ドキュメントやサンプルも充実しています。
サーバサイドレンダリング
Nuxt.jsのサーバサイドレンダリング(SSR)は「ユニバーサル」または「アイソモーフィック」と呼ばれます。SSRを利用することでSEOの大幅な改善、UXの改善が見込めます。
静的ファイルの生成
Nuxt.jsは、Vue.jsアプリケーションに基づく静的ウェブサイトの生成、スタティックサイトジェネレーション(SSG)をサポートします。
類似プロダクト
Nuxt.jsに類似する製品にはNext.js があります。Next.jsは、Reactにサーバサイドレンダリングの機能を付与させるものであり、Vue.jsとNuxt.jsの関係に似ています。 なお、Nuxt.jsはNext.jsにインスパイアされたものであるとされています。
ユースケース
Nuxt.jsの公式サイトには多くのサンプルが掲載されています。
動作環境
Node.js v18.0.0以降
Visual Studio Code(推奨)
Nuxt.jsのライセンス
Nuxt.jsはMITライセンスのオープンソース・ソフトウエアです。MITライセンスのソフトウェアは無償で再配布、商用利用などが可能となっており、他のオープンソースライセンスに比べ制限が極めて緩いライセンスになります。
オープンソース年間サポートサービス
OpenStandiaではOSSを安心してご利用いただけるように、オープンソース年間サポートサービスをご提供しております。
サポートしているOSSは下記ページをご参照ください。