Heartbeat情報
Heartbeatとは
Heartbeat(ハートビート)は、「心臓の鼓動」の名称の通り、コンピューターやネットワークが正常に稼働していることを通知確認するための 信号機能をもったオープンソースソフトウェア。たとえばサーバがダウンした際、代替機を自動で動作させるなど、サービスの冗長化に大きな効果を発揮します。
管理用のGUIインターフェースも備え、複数台での複雑な運用も手軽に実現。夜間など負荷の高くなる時間を検知させ、状況に応じた負荷分散を自動化させることも可能です。さらにHeartbeat(ハートビート)自体に障害が発生した際も、自動でOSを再起動、すぐに機能を復旧させるなどかゆいところに手の届く工夫が満載で、人為的作業の負担削減にも繋がります。
※ バージョン3.0.6以降、新しくクラスタリングシステムを構築する場合にはHeartbeatは推奨されなくなりました。Heartbeatの代わりにCorosyncを使って下さい。
主な特徴
Heartbeat(ハートビート)は、次のような特徴があります。
- コンピューターやネットワークの正常動作管理
- 状況に応じた負荷分散にも効果
- サービス冗長化に効果
- サブセカンド(1秒未満)単位で障害を検出
- サービスを停止させずに設定の追加・変更・削除が可能
導入事例
Heartbeatは、最も利用実績の多いオープンソースのHAクラスタリングソフトウェアとして、中小から大規模まで、さまざまな業種・システムで幅広く利用されています。
こんなお客さまにHeartbeatの導入をオススメ
次のようなお客様に、Heartbeat(ハートビート)の導入をオススメします。
- サービスの冗長化を推し進めたい
- 負荷分散によりサーバのパフォーマンスをアップさせたい
- 負荷分散によりサーバコストを軽減させたい
- 社内システムの使用状況を把握したい
- サーバ運用にひもづく人為的コストを削減したい
Heartbeatのライセンス
Heartbeat(ハートビート)ソフトウェアは、GPL(※)ライセンスです。
ソフトウェアのコピーや配布、ソースコードの公開を原則として、ソースコードの自由な改変も認められています。
※GNU General Public Licenseの略。
オープンソース年間サポートサービス
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