=================================== ※配信停止方法や配信対象等については、このメールの末尾をご覧ください。 ─────────────────────────────────── ◆◇ NRI OSSソリューションマガジン 2023.7.19発行 Vol.199 ─────────────────────────────────── 目次 1.【注目】「Spotify」を開発したOSS、「Backstage」をご紹介! 2.【更新6件】OSS最新アップデート 3.【TOP10】OSS紹介サイトアクセスランキング 4.【今月注目のバグ&セキュリティ情報】 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ 1.「Spotify」を開発したOSS、「Backstage」をご紹介! ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ いつもOpenStandiaのメールマガジンをご購読いただき 誠にありがとうございます。 今回は大手音楽ストリーミングサービスであるSpotifyを開発し、 現在はCNCFへ寄贈されたOSS、Backstageを紹介します。 https://backstage.io/ (※外部サイトに遷移します) Backstageは内部開発者向けポータルサイト(Internal Developer Portal)を 構築できるOSSで2022年3月15日にincubationプロジェクトに参加し、 2022年3月17日にはv1.0がリリースされました。 Backstageを利用することで以下のようなことを実現することが出来ます。 【ソフトウェアカタログ】 開発チームが管理しているエコシステム (サービス、ウェブサイト、ライブラリ等)をカタログとして ポータルへまとめることが出来ます。これによりチームがどのような ソフトウェアやサービスを保有しているかを、一元管理することが 出来ると共に、誰が管理しているかが明確になります。 【ソフトウェアテンプレート】 新規でコンポーネントを開発する際に、 既定したテンプレートを用いて作成することが出来ます。 作成したコンポーネントはGitHubやGitLabへの公開も可能になっています。 【技術ドキュメント】 ドキュメントをマークダウン形式で管理していても、リポジトリに紐づいて いることが多いため、各リポジトリを見に行く必要があります。 Backstageではソフトウェアカタログと連携してドキュメントを 一元管理することで、リポジトリを見に行く手間が省け、 横断的な検索が可能となっています。 また、Backstageでは様々なプラグインが用意されており、 GitHub ActionsやGitLab、Argo CDといったCI/CDに関わるものから、 PrometheusやGrafanaといったモニタリングに関するものも デフォルトで備わっています。 さらに、プラグインは独自のものを作成することができ、 各開発チームに合わせたBackstageを作ることが可能です。 Platform Engineeringの重要性が説かれ始めている昨今、 Internal Developer Portalの第一歩をBackstageで 始めてみてはいかがでしょうか。 OpenStandiaではOSSの技術サポートを提供しています。 現在のサポート対象OSSは下記OpenStandiaサイトから確認できます。 ◆OpenStandiaサポート対象OSS一覧 https://openstandia.jp/services/ ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2.OSS紹介ページ 今月のアップデート(更新:6件) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ (更新) mruby (https://openstandia.jp/oss_info/mruby/) Neo4j (https://openstandia.jp/oss_info/neo4j/) PHP (https://openstandia.jp/oss_info/php/) Riak (https://openstandia.jp/oss_info/riak/) TensorFlow (https://openstandia.jp/oss_info/tensorflow/) Ubuntu (https://openstandia.jp/oss_info/ubuntu/) ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ 3.今月のOSS紹介サイト アクセスランキング TOP10 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ オープンソース情報サイト「OpenStandia OSS紹介サイト」のアクセスTOP10を紹介 → 1位 (1位) Keycloak (https://openstandia.jp/oss_info/keycloak/) ↑ 2位 (4位) MySQL (https://openstandia.jp/oss_info/mysql/) ↓ 3位 (2位) Apache HTTP Server (https://openstandia.jp/oss_info/apache/) ↓ 4位 (3位) Apache Tomcat (https://openstandia.jp/oss_info/tomcat/) → 5位 (5位) PostgreSQL (https://openstandia.jp/oss_info/postgresql/) → 6位 (6位) PHP (https://openstandia.jp/oss_info/php/) → 7位 (7位) Fluentd (https://openstandia.jp/oss_info/fluentd/) → 8位 (8位) OpenShift (https://openstandia.jp/oss_info/openshift/) ↑ 9位 (ランク外) Red Hat Enterprise Linux (https://openstandia.jp/oss_info/redhatenterpriselinux/) ↑ 10位 (ランク外) Jenkins (https://openstandia.jp/oss_info/jenkins/) ※( )内は前月の順位 ◆OSS総合情報サイト「OpenStandia OSS紹介」サイトはこちら https://openstandia.jp/oss_info/ ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 4.今月注目のバグ&セキュリティ情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ 【Firefox】WebRTC証明書生成におけるuse-after-free Mozilla Firefox(以下Firefox)はオープンソースのウェブブラウザです。 Firefoxで、WebRTC証明書の問題が報告されました。 この脆弱性を利用された場合、攻撃者はHTTPS経由でWebRTC接続を 作成する際に、use-after-free状態を引き起こす可能性があります。 詳細は下記関連情報のMozilla Foundation Security Advisoryの ページをご参照ください。 本脆弱性の影響を受ける Firefox のバージョンは下記となります。 ・Red Hat Ebterprise Linux 6 firefox Thnderbird ・Red Hat Ebterprise Linux 7 firefox Thnderbird ・Red Hat Ebterprise Linux 8 firefox Thnderbird ・Red Hat Ebterprise Linux 9 firefox Thnderbird 関連情報 ・Mozilla Foundation Security Advisory CVE-2023-37201: Use-after-free in WebRTC certificate generation https://www.mozilla.org/en-US/security/advisories/mfsa2023-22/#CVE-2023-37201 OpenStandia年間サポートサービスでは毎週、セキュリティアラートに 関する情報、及びバグFIXに関する情報を提供しています。 ◆OpenStandiaオープンソース年間サポートサービスのご紹介 https://openstandia.jp/services/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NRI OpenStandiaのWebページからセミナー申込やお問い合わせ頂いたお客様、 NRIから委託されたOpenStandia営業と名刺交換をさせて頂いたお客様、 NRIが主催、共催、協賛するセミナー、イベントにご参加して頂いたお客様に 送付しております。 ◆商品・サービスに関するお問合せはこちら https://openstandia.jp/site/contact.html ※注意事項は以下のURLをご確認ください。 https://openstandia.jp/mm/mailmag.html ※配信先メールアドレス変更はこちら https://openstandia.jp/mm/mmchange.html ※配信停止はこちら https://openstandia.jp/mm/mmstop.html OSSソリューションマガジンに関するお問合せ:magazine-ossc-ext@nri.co.jp 発信元:株式会社野村総合研究所 https://openstandia.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━