=================================== ※配信停止方法や配信対象等については、このメールの末尾をご覧ください。 ─────────────────────────────────── ◆◇ NRI OSSソリューションマガジン 2021.08.26発行 Vol.176 ─────────────────────────────────── 目次 【注目】「Docker Composeとは?」Dockerコンテナ上の開発やテストで便利! 【セミナー】9/3開催『Okta、OpenStandia KAIDの特徴と支援内容』ウェビナー https://openstandia.jp/event/event20210903.html 【更新7件】OSS最新アップデート 【TOP10】OSS紹介サイトアクセスランキング ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ Dockerコンテナ上で開発やテストをする際に便利なツール「Docker Compose」 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ OpenStandiaのメールマガジンをご購読いただき誠にありがとうございます。 先日、アプリのテスト環境をDockerで構築する際に3つのコンテナを使う 要件がありましたので、今回はこの要件を実現する手順を ご紹介させていただきます。 ※手順の説明の下にその手順で使うコマンドを記載しています。 【1】Dockerネットワークの作成 → docker network create [ネットワーク名] 【2】3つのコンテナ作成(3つ分繰り返す) → docker run -d --name [コンテナ名] -p [ポート番号] --network [【1】のネットワーク名] -v [ディレクトリ名] [コンテナの イメージ名]:[タグ名] 【3】コンテナの起動(3つ分繰り返す) → docker start [作成したコンテナに付与されたID] 【4】テストケース実施 【5】コンテナ停止(3つ分繰り返す) → docker stop [作成したコンテナに付与されたID] この【2】~【5】をテストケース分繰り返します。 テストケースが少なかったり、テストケースによってコンテナ環境が 変わらないのであれば問題ありませんが、大規模なシステムのテストだと テストケースはかなりの量になりますし、テストケースによっては設定を 変更したコンテナを立ち上げる必要もあります。 なにより、長いコマンドだとオプション設定を忘れたり、間違えてしまい 思わぬ事故に繋がることもあります。 そこで登場するのがDocker Composeです。 Docker Composeとは複数のコンテナからなる1つのシステムの構築を 簡単にするツールです。 使い方は簡単です。 【1】Docker Composeをテスト環境にインストール 【2】上記手順【2】で実施するコンテナ作成のコマンドをComposeファイル というコンテナの起動情報ファイルに記載する。 【3】「docker-compose up」でDocker Composeを起動。複数コンテナが1つの コマンドで起動。 【4】テストケース実施 【5】「docker-compose down」でDocker Composeを停止。複数コンテナが 1つのコマンドで停止。 最初の手順では、作成するコンテナ分だけ作成、起動、停止コマンドを実施 していましたが、Docker Composeを使えば1つのComposeファイルに複数の コンテナ起動情報を記載し、1回コマンドを実行すれば複数コンテナの起動と 停止がまとめて実施できます。さらに、コンテナの設定を変更する時は Composeファイルの属性情報を編集すればいいので、コマンド実行に比べて コマンドが簡潔に書けるだけでなく、設定のミスを減らすことにも 繋がります。 Composeファイルの書き方が独特なので最初の作成に少し時間がかかるかも しれませんが、慣れれば断然こちらの方が簡単かつ、速くテストを実施する ことができます。 皆さまもぜひ、機会がありましたら使ってみてはいかがでしょうか。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ ◆Docker最新情報 https://openstandia.jp/oss_info/docker/ ◆OpenStandiaオープンソース年間サポートサービスのご紹介 https://openstandia.jp/services/support_services.html ◆OpenStandiaオープンソース導入サービスのご紹介 https://openstandia.jp/services/intro_services.html ◆OpenStandiaサポート対象OSS一覧 https://openstandia.jp/services/support_oss.html ◆OpenStandia各種サービスのご相談はこちら https://openstandia.jp/site/contact.html ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ 【抽選で30名様 OpenStandiaロゴ入りモバイルバッテリープレゼント】 【9月3日(金)開催ウェビナー】 注目のゼロトラスト実装アプローチ方法教えます! ID管理と認証・認可の重要ポイント ~「Okta」、「OpenStandia KAID」の特徴と支援内容~ https://openstandia.jp/event/event20210903.html ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ 本セミナーでは昨今注目されている「ゼロトラスト」の実装アプローチに おいて一丁目一番地に位置付けられる、ID管理、ユーザ認証および リソース認可の重要性について丁寧にご説明するとともに、業務面・ システム面からID管理を行う上で考えるべきポイントもご紹介いたします。 また、ID管理、ユーザ認証およびリソース認可を実現する、IDaaS製品の 「Okta」とIDガバナンスサービス「OpenStandia KAID」をご紹介いたします。 「Okta」についてはNRIセキュアテクノロジーズよりユースケースを 交えて詳しく説明するとともに、PoCや導入支援メニューについてご案内 いたします。 「OpenStandia KAID」についてはOpenStandiaより特徴的な機能の解説と ともにデモを実施してわかりやすくご紹介いたします。 また、本セミナー受講後のWEBアンケートにご協力いただいた方の中から 抽選で30名様へ「OpenStandiaロゴ入りモバイルバッテリー」をプレゼント いたします。 是非、下記よりセミナーのお申込みをお願い申し上げます。 【 日時 】2021年9月3日(金) 14:00~15:30 【開催場所】Zoom Webinar(オンライン) 【詳細・お申込】 https://openstandia.jp/event/event20210903.html 【受講対象】 「ゼロトラスト」、「IDaaS製品」、「IDガバナンスサービス」に関心が ある、導入を検討している、および課題をお持ちの経営幹部、管理職の方、 マネージャー、ご担当者 【アンケートプレゼント】 本セミナー受講後のWEBアンケートにご協力いただいた方の中から抽選で 30名様へ「OpenStandiaロゴ入りモバイルバッテリー」をプレゼント いたします。 【 主催 】株式会社野村総合研究所、NRIセキュアテクノロジーズ株式会社 ▼セミナー詳細 https://openstandia.jp/event/event20210903.html ▼お申込みはこちら(事前登録制) https://cu-nri.zoom.us/webinar/register/9416275294033/WN_Kfrx1DZrRa-zzLs5er_OFg ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ OSS紹介ページ 今月のアップデート(更新:7件) ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ (更新) Cassandra (https://openstandia.jp/oss_info/cassandra/) Drupal (https://openstandia.jp/oss_info/drupal/) Jersey (https://openstandia.jp/oss_info/jersey/) mruby (https://openstandia.jp/oss_info/mruby/) Postfix (https://openstandia.jp/oss_info/postfix/) Samba (https://openstandia.jp/oss_info/samba/) Varnish (https://openstandia.jp/oss_info/varnish/) ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ 今月のOSS紹介サイト アクセスランキング TOP10 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ オープンソース情報サイト「OpenStandia OSS紹介サイト」のアクセスTOP10を紹介 → 1位 (1位) MySQL (https://openstandia.jp/oss_info/mysql/) ↑ 2位 (8位) MongoDB (https://openstandia.jp/oss_info/mongodb/) ↓ 3位 (2位) Keycloak (https://openstandia.jp/oss_info/keycloak/) ↓ 4位 (3位) Apache HTTP Server (https://openstandia.jp/oss_info/apache/) ↑ 5位 (6位) Apache Tomcat (https://openstandia.jp/oss_info/tomcat/) ↓ 6位 (4位) PostgreSQL (https://openstandia.jp/oss_info/postgresql/) → 7位 (7位) Fluentd (https://openstandia.jp/oss_info/fluentd/) ↓ 8位 (5位) OpenShift (https://openstandia.jp/oss_info/openshift/) → 9位 (9位) Apache Kafka (https://openstandia.jp/oss_info/apachekafka/) → 10位 (10位) Ruby on Rails (https://openstandia.jp/oss_info/rubyonrails/) ※( )内は前月の順位 ◆OSS総合情報サイトはこちら https://openstandia.jp/oss_info/ ◆OpenStandiaサポート対象OSS一覧 https://openstandia.jp/services/support_oss.html ◆OpenStandiaオープンソース年間サポートサービスのご紹介 https://openstandia.jp/services/support_services.html ◆OpenStandiaオープンソース導入サービスのご紹介 https://openstandia.jp/services/intro_services.html ◆OpenStandia各種サービスのご相談は以下からお問合せください。 https://openstandia.jp/site/contact.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 編┃集┃後┃記┃ ━┛━┛━┛━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 最後までご覧いただきありがとうございます。 野村総合研究所の山内です。 先日、チーム内でリモートワーク環境の紹介を行ったのですが エアコンが使えない部屋で仕事をしている、子供が乱入してくる、 背中や腰が不調など、それぞれ悩みがあるようです。 そんな中、クローゼットや納戸をコックピットのようなDEN(書斎)に改造 していたり、健康を意識してスタンディングデスクを使って立ったまま 作業する人もおり、また分割キーボードの使用や椅子にこだわるなど 長時間のデスクワークでも集中力を維持し、体に負担をかけにくい環境作りの 工夫がみえました。 リモートワークはまだ新しい取り組みで試行錯誤ですが、通勤時間の節約など メリットも多いですので、この機会にワークライフマネジメントの考えも取り 入れてコロナ禍でも充実した日々を送りたいですね。 今後も、「NRI OSSソリューションマガジン」を どうぞよろしくお願いいたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NRI OpenStandiaのWebページからセミナー申込やお問い合わせ頂いたお客様、 NRIから委託されたOpenStandia営業と名刺交換をさせて頂いたお客様、 NRIが主催、共催、協賛するセミナー、イベントにご参加して頂いたお客様に 送付しております。 ◆商品・サービスに関するお問合せはこちら https://openstandia.jp/site/contact.html ※注意事項は以下のURLをご確認ください。 https://openstandia.jp/site/mailmagazine.html ※配信先メールアドレス変更はこちら https://openstandia.jp/mm/mmchange.html ※配信停止はこちら https://openstandia.jp/mm/mmstop.html OSSソリューションマガジンに関するお問合せ:magazine-ossc-ext@nri.co.jp 発信元:株式会社野村総合研究所 https://openstandia.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━