2013. 3.27発行 Vol.67 ─────────────────────────────────── ◆◇ NRI OSSソリューションマガジン ─────────────────────────────────── こんにちは。 NRIオープンソースソリューションセンター(OSSC)の私市(きさいち)です。 東京では早くも桜が満開です! 私は先週末に中国人ゲストの女性二人を連れて鎌倉に行き、 花と団子の両方を楽しんできました。 鎌倉に向かう横須賀線の中、そして鶴岡八幡宮前の若宮通りでも 外国人観光客の姿も多く見かけました。 外国の方にも桜の美しさに感動してもらえると 日本人として とてもうれしく思いますね! 少し前の調査結果ですが、 2010年にウェザーニューズが行った「全国花見調査」によると、 日本人の99%の方が桜を“好き”と回答したそうです。 (合計24,926人の有効回答をまとめた結果) 日本人の桜好きは相当なものなのだなぁと、改めて感じますね。 さて、今月も、 「OpenStack Day Tokyo 2013」の参加レポートをはじめ、 「OSS開発合宿」の一般公募、 NRIが事務局を務めるOpenAMコンソーシアム主催のOpenAMセミナー、 OSSのERP ADempiere/iDempiere活用セミナーのご案内と、 盛りだくさんの内容です。 是非、ご覧くださいね。 ============= ■目次 ============= 1.What's New ◆第5回OSS開発合宿、一般公募で参加者を募集中 2.コラム OpenStack Day Tokyo 2013 レポート 3.横浜ガイド 第12回 4.最新イベント情報! (1)4/12 第4回 OpenAMコンソーシアムセミナー (2)4/24 オープンソースERP(ADempiere/iDempiere)活用セミナー ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1.What's New ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ ─────────────────────────────────── ◆第5回OSS開発合宿、一般公募で参加者を募集中 ─────────────────────────────────── OpenStandia技術メンバーにとっては毎年の恒例行事である「OSS開発合宿」。 第5回を迎える今年は、一般公募でも参加者を募集いたします! 「OSS開発合宿」は、 ・チームで好きなテーマを決定 ・泊まり込みで集中的にプログラミング ・最終成果を発表&参加者同士で採点しあう というプログラミングイベントです。 プレゼンで多くの支持を集めたチームには豪華賞品が贈呈されます。 (ちなみに「私市賞」は、和牛日本一の最高級宮崎牛お食事券2万円分です) プログラミング言語・テーマ・時間の使い方は全て自由! 腕に自信のある方、プログラミングを楽しみたい方、 ご参加をお待ちしています! 【開催概要】第5回OSS開発合宿(2013) ・日時:2013/04/26(金)22:00~28(日)14:00 ・場所:三浦マホロバマインズ ・費用:全日程の宿泊費・会議室代・食事代込みで15,000円程度 (補助が出る予定なので、費用が安くなる可能性大) ※現地までの交通費は各自負担 ・採点:「きちんと動く」「楽しいワクワク」「便利」 「継続利用」「新規性」「心技体」 ※過去の実績ではWebサービスが多数でした 詳細はFacebookページを参照ください https://www.facebook.com/devcampfun ・主催:OSS開発合宿実行委員会 ▼イベントの詳細、お申し込み https://www.facebook.com/devcampfun ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2.コラム OpenStack Day Tokyo 2013 レポート ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ 日本仮想化技術株式会社 宮原 徹 さる3月12日、秋葉原駅前の秋葉原コンベンションホールにおいて、 「OpenStack Day Tokyo 2013」(http://openstackdays.com/)が 開催されました。 基調講演としてOpenStack Foundation(http://www.openstack.org/)の COOであるMark Collier氏が登壇したほか、 日本国内でOpenStack関連のビジネスを行っている企業の展示やセミナー、 仮想化製品を販売しているRed Hat、VMware、Citrixの3社が顔を揃えた パネルディスカッションなどが行われました。 OpenStackは、大規模なクラウド環境を構築するための ソフトウェア群であり、いくつかのセミナーでは「クラウドOS」 という呼び方をされていました。 通常のOSが1台のコンピューターのCPUやメモリ、 ディスクやネットワークの機能をまかなうのに対して、 OpenStackは大量のコンピューターのリソースをコントロールする という意味でのクラウドOSという呼び方は言い得て妙でしょうか。 Mark Collier氏の基調講演では、OpenStackおよびFoundationの紹介のほか、 Intel社をはじめとした大規模なユーザーによる事例が紹介されました。 事例に共通するのは、数千という仮想マシンを管理するためのツールとして OpenStackが活用されており、主に社内のプロジェクトに対して クラウドサービスを提供しているということです。 OpenStackの活用方法としては、オンプレミスなプライベートクラウドを、 費用対効果を高く構築できるフレームワークである ということになるでしょう。 ちなみに、OpenStack.orgのWebサイトへの日本からのアクセス数は、 全体で見ると7位だとか。 また、OpenStackの運用に習熟した人たちが集まって5日間で書き上げた 「OpenStack Operation Guide」(http://docs.openstack.org/ops/)が 先日公開され、既に2,000以上のダウンロードがあるとのことです。 英語でのドキュメントになりますが、OpenStackを活用してみたい人は ダウンロードしてみるといいかもしれません。 午後のスポンサーセッションでは、協賛企業各社による OpenStackへの取り組みが紹介されました。 各社ともOpenStackの評価はかなり行っており ソリューション化は進んでいるものの、 具体的な事例紹介までは至っていないといったところでしょうか。 クラウド構築といってもOpenStackも発展途上であり、 かつOpenStackだけ導入すれば良いというものでもないので、 本格的な活用はまだこれからでしょう。 ネットワークをソフトウェアで制御するSDNや、 大規模分散ストレージのSwiftなどが来場者の関心を惹いていたようです。 今回の開催は、事前登録者が1,000名以上、当日来場者も600名以上と、 OpenStackへの熱い注目が感じられるイベントでした。 OpenStackの今後の動静にも注目してください。 ▼各メディアの「OpenStack Day Tokyo 2013レポート」も まとめて見ることができます。 OpenStack最新トピック、バージョン情報はこちらをご覧ください。 https://openstandia.jp/oss_info/openstack/ ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 3.横浜ガイド 第12回 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ 12回目の横浜ガイドは、日本さくら名所100選の一つに選定されている 「神奈川県立三ツ池公園」です。 ================================================== 「神奈川県立三ツ池公園」 ================================================== その名の通り、3つの池を中心として、 緑豊かな散歩道、子供の遊び場、運動施設を備えた総合公園です。 京浜東北線 鶴見駅、JR横浜線 新横浜駅から バスに乗らなくてはならないため マイカーがない方には少し不便な場所にありますが、 園内には78種 1,600本もの桜があり、今がまさに満開! 今から30数年前、横浜生まれの私市は、 家族で、そして幼稚園の遠足でもここの桜を見に行ったそうです。 (本人は全く覚えていませんが…。) そして明日、私の3歳の子供も保育園の遠足で三ツ池公園に行くんですよ。 (おまけ) 「森永製菓 鶴見工場」 鶴見駅西口からバスで停留所4つ目(約10分)、 三ツ池公園からは1kmちょっとの距離です。 1925年(大正14年)にオープン、全国に5ヶ所ある森永製菓工場で ここが主力の工場となっています。 お菓子のお土産付き無料工場見学もやっています。 森永製菓の有名なチョコレート「小枝」と「DARS(ダース)」を 作っているのは、全国でこの鶴見工場だけ。 先日、この工場の前を通りがかったときに、 なぜか真田広之さんが出ていた「高原の小枝を大切に」という 「小枝」のCMを思い出しました。古い~! http://www.morinaga.co.jp/factory/visit/tsurumi/index.html ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 4.最新イベント情報! (1)4/12 第4回 OpenAMコンソーシアムセミナー (2)4/24 オープンソースERP(ADempiere/iDempiere)活用セミナー ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ ┌────────────────────────────────── │ OpenAMコンソーシアム会員企業が │ OpenAM最新動向、OpenIDM & OpenIGの機能紹介、 │ OpenAMのエンタープライズ/大学への最新導入事例を一挙公開! │ 4/12 第4回 OpenAMコンソーシアムセミナー └────────────────────────────────── 日時:2013年4月12日(金) 15:15~18:00 (受付開始 14:45~) 会場:野村総合研究所 丸の内総合センター 大会議室 費用:無料 定員:100名 (事前登録制) 講演内容: ・企業/大学におけるシングルサインオン・システムの最新技術動向と導入事例 ・FUSION Cloudにおける認証認可アーキテクチャについて ・大手医療機器メーカー シスメックス株式会社様 OpenAM導入事例 ・OpenAM最新情報 ・OpenIDM、OpenIGの機能紹介 ▼イベントの詳細、お申し込み https://openstandia.jp/event/event20130412.html ┌────────────────────────────────── │ オープンソース活用領域は、いよいよERPまで拡大! │ デモンストレーション、国内での導入事例をいち早くご紹介 │ 4/24 オープンソースERP(ADempiere/iDempiere)活用セミナー └────────────────────────────────── 日時:2013年4月24日(水) 16:20~18:00 (受付開始 16:00~) 会場:野村総合研究所 丸の内総合センター 9F 会議室10 費用:無料 定員:20名 (事前登録制) 講演内容: ・オープンソースERP(ADempiere/iDempiere)活用 日々進化しているオープンソースのERP。 ライセンス料の削減効果が注目されますが、 それだけではないオープンソースERPの魅力を 色々な活用例や機能の紹介に加えて、カスタマイズの方法論や デモンストレーションなどを交えてお伝え致します。 OpenStandia業務アプリケーションエンジニア 萩原 秀明 (株式会社オープンソース・ビジネスアプリケーションズ所属) ▼イベントの詳細、お申し込み https://openstandia.jp/event/event20130424.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 編┃集┃後┃記┃ ━┛━┛━┛━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 最後までご覧いただき、どうもありがとうございました。 とうとう買ってしまいました、 「ハーマンミラー社 アーロンチェア」! 即納&Liteというお手頃価格タイプがあることが決め手となり、 3/13に正規代理店のネット通販で購入、 3/15に我が家に納品されました。 座り始めて約2週間になりますが、1日中座っていても 以前のようなひどい肩こりと腰痛を感じなくなりました。 年齢的に疲労が溜まりやすくなってきていたのですが 体の疲れ方も全然違うと思います。 本当に買ってよかったです! ちなみに、今月号のコラムを書いてくださった宮原さんの会社は 全社員の椅子がアーロンチェアだそうです。太っ腹ですね! 話が変わりまして、2013年はRuby生誕20周年ということで、 年明けからRuby関連のニュースや特集記事が目立っています。 日経BP社のITproでは、「20歳になったRubyを支える人々」 というインタビューが連載されていて、なかなか面白いです。 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20130311/462482/ 一つの製品でも、実に多くの人たちが さまざまな役割でコミュニティ活動に関わっていますよね。 それに、皆さんが「Rubyが大好き!」という気持ちも伝わってきます。 モノづくりの原動力が「好きである」というのは素晴らしいことです。 自分が夢中になれる対象を見つけられたエンジニアは幸せです。 OSS開発合宿にも、エンジニアが夢中になれる濃密な時間が待っていますよ。 皆様のご参加を心よりお待ちしています! 次回もどうぞよろしくお願いいたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※本メールは、NRI OSSCが主催・共催するセミナーに参加いただいたお客様や NRI OSSCメンバーと名刺交換をさせていただいたお客様、過去にNRI OSSC にお問い合わせいただいたお客様、過去にNRI OSSCが提供するサービスを ご利用いただいたお客様に配信しています。注意事項・配信停止方法は、 以下のURLをご確認ください。 https://openstandia.jp/site/mailmagazine.html 商品・サービスに関するお問い合わせ:ossc@nri.co.jp OSSソリューションマガジンに関するお問い合わせ:magazine-ossc-ext@nri.co.jp 発信元:株式会社野村総合研究所オープンソースソリューションセンター https://openstandia.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━