クリスマス特別企画 OSSな人も、そうでない人も。「クイズでクリスマス」
初級編
Q 1:OSSのOSで有名な「Linux」の名前の由来は何でしょう?
作者であるフィンランド ヘルシンキ大学の学生だったリーヌス・トーバルズさん(Linus Benedict Torvalds)のLinusにちなんで付けられたと言われています。
Q 2:OSSの世界でよく聞く「LAMP」とは何の略でしょう?
L:Linux(OS)、A:Apache HTTP Server(Webサーバ)、M:MySQL(DB)、P:Perl、PHP、Python(スクリプト言語)のの頭文字を取った、ウェブサイトの構築に適したOSSソフトウェア群です。
同様に、LAMPのMySQLの代わりにPostgreSQLを使う場合は、「LAPP」と言われます。
LAMPやJavaも、まるごとおまかせ
Q 3:OSSデータベースで MySQLはイルカ、Firebirdは火の鳥がマスコットです。では、PostgreSQLのマスコットは何でしょう?
PostgreSQLのマスコットはゾウです。日本のPostgreSQLユーザ会はカメを使っています。
Q 4:OSSを導入するメリットの一つ「『ベンダー○○○イン』の回避」 ○に当てはまるカタカナ3文字は何でしょう?
『ベンダーロックイン』の回避です。これは、ベンダー独自仕様のサービスやシステム、製品などを採用したことによって、それ以降の周辺システムや後継システムなども同一ベンダー製品を採用せざるを得なくなる、市場原理が働かなくなって高い費用で購入せざるを得なくなる、機能などでの製品選択の自由が失われるなどの事象を言います。
Q 5:OSS導入の動機やメリットで、「初期導入コストの削減」「TCO削減」など「コスト削減」を挙げるケースが最も多いですが、これ以外にもメリットが考えられます。
該当すると思われるものを全て選んでください。
(a)ベンダーが設定した保守期間に左右されず、比較的長期間(例えば7年間)に渡る利用が可能になる
(b)世界中で広く使用されているOSSの場合、標準仕様にそったスタンダードな技術を採用しているものが多く、世界中で多くの利用者がいるため、開発要員の調達を行いやすい
(c)OSSを使ったアプリケーション開発やシステム保守などのサービスを提供しているITベンダーの選択肢やハードウェアの選択肢が拡大し、さらにシステムの重要度に応じた保守の有無も選択が可能になる
答えは3つ全部です。これらのことが「コスト削減」以外のメリットと言えます。Q4の「ベンダーロックイン」を回避できることも、メリットの一つですね。
こちらも是非ご覧ください => 「なぜオープンソース?」