2010.10.21発行 Vol.40 ─────────────────────────────────── ◆◇ NRI OSSソリューションマガジン ─────────────────────────────────── こんにちは。株式会社野村総合研究所オープンソースソリューションセンター (OSSC)の私市(きさいち)です。秋になったと思ったら、至るところで年賀状 印刷やおせち料理の予約が始まりました。今年もあと数ヶ月で終わりなんて、 月日が経つのは本当に早いな~なんて思ってしまいます。 先日プレスリリースした「OpenSSO&OpenAMコンソーシアム」設立、OpenSSO とOpenAMの拡張版提供開始の情報を再掲載いたしました。11/18に開催予定の 「OpenSSO&OpenAMコンソーシアム技術セミナー」のお申し込みはお早めに! ※本メールは、NRI OSSCが主催・共催するセミナーに参加いただいたお客様や NRI OSSCメンバーと名刺交換をさせていただいたお客様、過去にNRI-OSSCに お問い合わせいただいたお客様、OSSユーザコミュニティサイトの会員様に 配信しています。注意事項・配信停止方法は以下のURLをご確認ください。 https://openstandia.jp/site/mailmagazine.html ■目次 1.What's New ◆プレスリリース(2010.10.14) (1)野村総合研究所、OSSTech、オージス総研が、 「OpenSSO&OpenAMコンソーシアム」を設立 ~シングルサインオンソフト「OpenSSO」の発展と普及を目指す~ (2)OpenSSOとOpenAMを拡張した「OpenStandia/SSO&IDM」を提供開始 ~代理認証機能、管理機能、監査機能を大幅に拡張~ 2.コラム OpenSSO&OpenAMコンソーシアムの設立について ~OpenSSOの維持・発展、及びさらなる普及を目指す~ 3.最新イベント情報! (1)10/27 オープンソースで実現するCMS/文書管理セミナー (2)10/28 OBCIの会員限定プレミアムセミナー (3)11/18 OpenSSO&OpenAMコンソーシアム 技術セミナー (4)12/02 OSS BI(JASPERSOFT)セミナー&パネルディスカッション ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1.What's New ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ ────────────────────────────────── ◆プレスリリース(2010.10.14) 野村総合研究所、OSSTech、オージス総研が、 OpenSSO&OpenAMコンソーシアム」を設立 ~シングルサインオンソフト「OpenSSO」の発展と普及を目指す~ ────────────────────────────────── NRI、オープンソース・ソリューション・テクノロジ株式会社、 株式会社オージス総研は、オープンソースのシングルサインオン・ソフト ウェアである「OpenSSO」および「OpenAM」の日本における普及や発展を 目指して「OpenSSO&OpenAMコンソーシアム」を設立しました。 OpenSSOで生じた不具合の修正、セキュリティ対策、機能拡張などに関する 協議および開発に関する相互協力や、セミナーなどを通じたOpenSSOの普及 活動などをこのコンソーシアムで行っていきます。また、欧州のOpenAMコミュ ニティとの連携も行っていきます。 ▽「OpenSSO&OpenAMコンソーシアム」についてはこちらをご覧ください。 http://www.openam.jp/ ▽プレスリリースの詳細はこちらをご覧ください。 http://www.nri.com/jp/news/2010/101014_2.html また、本件のセミナーを11月18日(木)に実施する事が決定いたしました。 詳細はこちらをご覧ください。 http://www.openam.jp/event/ ────────────────────────────────── ◆プレスリリース(2010.10.14) OpenSSOとOpenAMを拡張した「OpenStandia/SSO&IDM」を提供開始 ~代理認証機能、管理機能、監査機能を大幅に拡張~ ────────────────────────────────── NRIは、シングルサインオンを実現するオープンソース・ソフトウェアである、 「OpenSSO」と「OpenAM」の管理機能、監査機能を大幅に拡張し、シングル サインオンやID管理を実現するためのソリューション 「OpenStandia/SSO&IDM」の提供を開始しました。 これまでの「OpenStandiaソリューション/シングルサインオン」および 「OpenStandiaソリューション/統合ID管理」などで個別に開発・提供して きたノウハウを集約し、OpenSSO、OpenAMに機能を追加する形で新たに 「OpenStandia/SSO&IDM」を開発しました。 ▽「OpenStandia/SSO&IDM」についてはこちらをご覧ください。 https://openstandia.jp/solution/id_management/index.html ▽プレスリリースの詳細はこちらをご覧ください。 http://www.nri.com/jp/news/2010/101014_1.html ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2.コラム OpenSSO&OpenAMコンソーシアムの設立について ~OpenSSOの維持・発展、及びさらなる普及を目指す~ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ OpenSSO&OpenAMコンソーシアム会長 株式会社 野村総合研究所 情報技術本部 オープンソースソリューションセンター長 寺田 雄一 10月14日(木)に、私が発起人となり「OpenSSO&OpenAMコンソーシアム」 を設立致しました。また、コンソーシアムの会長に就任させて頂きました。 OpenSSOは、旧サン・マイクロシステムズ社が開発し、オープンソースとして 公開していたシングルサインオンを実現するソフトウェアです。近年の企業や 大学におけるセキュリティや内部統制の強化のニーズを受けて、日本の大手企 業や大手大学などにおいても導入事例が増えています。最近では、Salesforce CRMやGoogleAppsに代表されるようなクラウドコンピューティングやSaaSのアプ リケーションとの認証統合のためにも利用されています。 しかしOpenSSOのユーザー企業の中には、先日のオラクル社によるサン・マイ クロシステムズ社の吸収合併により、オープンソースとしてのOpenSSOの存続 を危ぶむ声が聞かれるようになりました。 そこで、OpenSSOをベースにしたソリューションを提供している企業や、Open SSOのユーザー企業に呼びかけ、共同でOpenSSOの維持・発展、及びさらなる普 及を目指す団体として、「OpenSSO&OpenAMコンソーシアム」を設立しました。 「OpenSSO&OpenAMコンソーシアム」は、OpenSSOの不具合修正やセキュリ ティ対策、機能拡張などに関する協力、セミナーなどを通じたOpenSSOの普及 活動などを行っていきます。また、欧州ではOpenSSOをベースにした「OpenAM」 というオープンソースが誕生しており、「OpenSSO&OpenAMコンソーシアム」 はOpenAMコミュニティとの連携も行っていきます。 こうした活動によって、「OpenSSO&OpenAMコンソーシアム」は企業が安心 してOpenSSO、及びOpenAMを利用できるように整備します。 今回は、「オラクル社によるサン・マイクロシステムズ社の吸収合併」という 「事件」が発端でしたが、逆に「オープンソースの継続性」をアピールできる よい機会であると考えています。 商用製品の場合は、万が一開発元企業が買収されたり、倒産したりして存続で きなくなった場合、ユーザー企業はその製品を継続利用することは困難になり ます。これは大きなリスクであり、ユーザー企業はその製品ベンダーの安定性 や将来性などを十分考慮して製品選定を行う必要があります。 オープンソースの場合は、まさにソースコードが公開(オープン)されている ために、開発元企業に万が一のことがあっても、ソースコードは残ります。 よって、ユーザー企業やインテグレーターが継続して機能拡張やバグFIXを行う ことができます。従って、「長期間使い続ける」という点において、商用製品 よりもメリットがあるのです。 我々としては、ユーザー企業が「OpenSSO(OpenAM)を選択してよかった」と 思っていただけるように、コンソーシアムの活動に取り組んで行きたいと思い ます。 皆様からも、ご支援、ご指導を頂きながら、広く情報サービス産業全体に貢献 できる活動にしていきたいと考えています。 今後とも、よろしくお願い致します。 ■Webサイト http://www.opensso.jp/ http://www.openam.jp/ ■参加企業(五十音順) 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 SRA OSS, Inc. 日本支社 株式会社オージス総研 オープンソース・ソリューション・テクノロジ株式会社 ソフトバンク・テクノロジー株式会社 TIS株式会社 株式会社野村総合研究所 <事務局> 富士通株式会社 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 3.最新イベント情報! (1)10/27 オープンソースで実現するCMS/文書管理セミナー (2)10/28 OBCIの会員限定プレミアムセミナー (3)11/18 OpenSSO&OpenAMコンソーシアム 技術セミナー (4)12/02 OSS BI(JASPERSOFT)セミナー&パネルディスカッション ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ ┌────────────────────────────────── │ 2010/10/27 オープンソースで実現するCMS/文書管理セミナー │ ~CMS、文書管理、ワークフロー、マッシュアップで情報流通を加速!~ └────────────────────────────────── CMS、文書管理、アクセス制御、ワークフロー、情報分析(ダッシュボード) などの各種機能や、Notes/Domino、サイボウズ、 GoogleApps、さらに SalesforceCRMなどとの連携機能によって企業の情報流通を加速させる 「Liferay」および「OpenStandia/Portal」について、事例を交えながら ご紹介します。 また、今回はエー・アンド・アイ システム株式会社の飯田 浩司氏をお招き して既存のNotes資産を活かした新しいNotesの活用法をご紹介します。 是非、ご参加ください。 日時:2010年10月27日(水) 16:30~18:10(受付開始 16:00~) 会場:野村総合研究所 丸の内総合センター 9F 会議室11 対象:企業情報ポータルの新規構築/再構築をご検討の方 費用:無料 定員:20名 (事前登録制) 講演内容: ・「OpenStandiaソリューション/Notesエクステンションのご紹介」 既にNotesを導入されているお客様で、他のソリューションへ移行すべきか お悩みのお客様、また、Notesに低コストで機能をアドオンしたいお客様向け のセッションです。 既存のNotes資産を活かした新しいNotesの活用法をご紹介します。 ・「グループ/グローバル規模での情報共有/文書管理」 内部統制の強化や、競争力の強化といった観点から、グループ/グローバル 規模での情報共有や文書管理が求められています。数千、数万といった ユーザー数での利用の場合、商用製品では膨大なライセンス費用がかかって しまいますが、オープンソースを活用し低コストで実現するソリューション /事例をご紹介します。 イベントの詳細やお申し込みはホームページをご覧ください。 https://openstandia.jp/event/event20101027.html ┌────────────────────────────────── │ 2010/10/28 OBCIの会員限定プレミアムセミナー │ 「クラウド時代のRDBMS&分散ストレージ │ 7製品のロードマップを一挙紹介!」 └────────────────────────────────── NRIが事務局を務めるオープンソースビジネス推進協議会(OBCI)が、 会員限定のプレミアムセミナー「クラウド時代のRDBMS&分散ストレージ 7製品のロードマップを一挙紹介!」を開催いたします。 クラウド時代を向かえ、変わりつつある「データベース」の形。 OBCIプレミアムセミナーとして、先端を行くオープンソース7製品の ロードマップをご紹介し、「データベース」の未来を展望します。 是非、ご参加ください。 日時:2010年10月28日(木) 13:30~17:35(受付開始 13:00~) 会場:野村総合研究所 木場総合センターN棟1階大会議室 費用:無料 定員:100名 (事前登録制) ※OBCIの会員登録がお済みでない方は、会員登録<無料>の後に 参加申込となります。 講演内容 ・「超大規模Webの定番構成 - MySQL + memcached」 日本オラクル株式会社 梶山 隆輔氏 ・「ISP運用における分散データ処理システム」 株式会社インターネットイニシアティブ 前橋 孝広氏 ・「KVSの基礎とTokyo Cabinet」 Tokyo Cabinet 平林 幹雄氏 ・「(仮)HadoopとApache Cassandra」(講師調整中) ・「PostgreSQLによるクラスタ構成の可能性」 SRA OSS,Inc日本支社 石井 達夫氏 ・ パネルディスカッション (モデレータ:OBCI理事 寺田 雄一、パネリスト:各講演者および、OBCI理事) ※内容が変更される場合がございます。 最新情報は下記ページでご確認ください。 イベントの詳細、お申し込みはホームページをご覧ください。 https://openstandia.jp/event/event20101028.html <受講票のご送付について> お申込みいただいた皆様への受講票のご送付につきましては、セミナー開催の 前日までに最終のご案内と合わせて、メールにて順次お送りいたします。 どうぞ、よろしくお願いいたします。 ┌────────────────────────────────── │ 2010/11/18 OpenSSO&OpenAMコンソーシアム 技術セミナー │ コンソーシアム設立後、初のセミナー開催決定! └────────────────────────────────── 近年、益々重要性を高めるOpenSSO&OpenAM。この「OpenSSO&OpenAM」の 最新技術と導入事例についてご紹介します。 是非、ご参加ください。 日時:2010年11月18日(木) 13:30~16:00(受付開始 13:00~) 会場:野村総合研究所 丸の内総合センター 8F 会議室 (8階にも受付がございますので、8階にお越しください。) 対象:SSOやID管理を導入済みの方または、ご検討の方 費用:無料 定員:50名 (事前登録制) 講演内容 ・「OpenAM入門」 オープンソース・ソリューション・テクノロジ株式会社 小田切 耕司氏 ・「事例紹介(1)」 株式会社オージス総研 八幡 孝氏 ・「事例紹介(2)」 野村総合研究所オープンソースソリューションセンター 寺田 雄一 イベントの詳細やお申し込みはホームページをご覧ください。 https://openstandia.jp/event/event20101118.html ┌────────────────────────────────── │ 2010/12/02 OSS BI(JASPERSOFT)セミナー&パネルディスカッション │ ~信頼性/安全性/使いやすさ/生データによる分析とすばやい意思決定! │ そして高いROIを実現するコマーシャルOSS BIの世界へ!~ └────────────────────────────────── 企業のさまざまなシーンで、既に使用されているコマーシャルオープンソース BIソフトウエアの海外実情とクラウドサービスの現状、そして日本におけるコ マーシャルOSS BIの実情と将来性について、OSS ビジネスを展開されている各 企業のパネルディスカッションを通じて、皆様にメリットと信頼性/安全性の 向上と大幅なコストダウンを達成する導入方法などについてご理解していただ きます! 今後の経営企画のご担当者やIT戦略立案の立場の方、BIを担当されている技術 者の方は必見です!!是非、ご参加ください。 日時:2010年12月2日(木) 13:30~17:30(受付開始 13:00~) 会場:野村総合研究所 木場総合センターN棟1階大会議室 対象:経営企画のご担当者、IT戦略立案の立場の方、 BIを担当されている技術者の方、商用BIソフトをご検討の方 費用:無料 定員:100名 (事前登録制) 講演内容: ・ 海外に見るコマーシャルOSS BIとクラウドサービスの現状と潮流 米Jaspersoft 代表取締役CEO Brian Gentile氏 ・『今日を見て明日を決める時代』の要請に応えるBIツールのトレンド (講師調整中) ・ 広がるBIツールの活用シーン(仮) 野村総合研究所オープンソースソリューションセンター 寺田 雄一 ・パネルディスカッション BIの必要性とオープンソースBIの現状/強みと活用方法について ~広がる コマーシャルOSS の活用エリア~ イベントの詳細やお申し込みはホームページをご覧ください。 https://openstandia.jp/event/event20101202.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 編┃集┃後┃記┃ ━┛━┛━┛━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 最後までご覧いただき、どうもありがとうございました。 私は靴を買うのが趣味なのですが、最近はお店でゆっくり選ぶ時間がないので、 送料無料&返品無料のショッピングサイト「Javari」を利用してみました。 でも、なかなかぴったり自分の足に合う靴が見つかりません。同じサイズ表示 でもメーカーによってずいぶん長さや幅が違うんですよね。色、デザイン、歩 きやすさ、価格の全てにおいて満足できる靴はめったに見つからないものです ね。 次回もどうぞよろしくお願いします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※注意事項・配信停止方法は以下のURLをご確認ください。 https://openstandia.jp/site/mailmagazine.html 商品・サービスに関するお問い合わせ:ossc@nri.co.jp OSSソリューションマガジンに関するお問い合わせ:magazine-ossc-ext@nri.co.jp 発信元:株式会社野村総合研究所オープンソースソリューションセンター https://openstandia.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━