2014.09.24発行 Vol.85 ─────────────────────────────────── ◆◇ NRI OSSソリューションマガジン ─────────────────────────────────── こんにちは。 OpenStandiaマーケティング担当の私市(きさいち)です。 Facebook社の新しいNoSQL「Apollo」公開、 分散型 NoSQL「Riak」の「Riak Enterprise 2.0」公開、 日本オラクル社のNoSQLやHadoopに対してSQLでアクセスできるソフト発表、 エンタープライズDB社のNoSQLの開発を容易にする無償ツール提供など、 NoSQL関連のニュースが最近続々と公開されています。 また、NoSQLの中でも最も人気のある「MongoDB」については、日本でも サポートサービス提供開始した企業のニュースなども入ってきていますね。 NRI OpenStandiaでは、MongoDBの導入支援サービスや 公式サブスクリプション、トレーニング、サポートサービスなどを 日本でいち早く提供しております。 MongoDBは、独自のノウハウが必要で導入にあたって さまざまな注意点や考慮が必要です。 MongoDB導入は、経験豊富なNRI OpenStandiaにご相談ください。 ▼NRI OpenStandia MongoDBソリューションページ https://openstandia.jp/solution/mongodb/ それでは、今月号のメルマガもどうぞよろしくお願いします。 ============= ■目次 ============= 1.What's New ◆大規模システムでのお問い合わせも続々「Apache Struts1.x」脆弱性対策 2.最新イベント情報! (1)10/11、MongoDBコミュニティ(MongoDB-JP)主催 「第二回 秋のもんご祭り」 (2)10/15、11/13、12/11 シングルサインオンとID管理を実現する OpenAM&OpenIDM技術解説セミナー(OpenAM、OpenIDM) (3)10/29、11/21 複雑な人事発令対応をオープンソースで解決!! 人事発令とシステム連携をさせる「従業員ID管理とシングルサインオン」とは 3.コラム NRIがForgeRock社公式版を選んだ理由 その2 「パフォーマンスとスケーラビリティ」 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1.What's New ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ ─────────────────────────────────── ◆大規模システムでのお問い合わせも続々「Apache Struts1.x」脆弱性対策 ─────────────────────────────────── すでにEOLのApache Struts 1.xを独自サポートし、 お客様に安心してApache Struts1.xを継続利用いただくために NRI OpenStandiaが提供する修正プログラム提供&サポートサービス 「Apache Struts1.x」脆弱性対策。 すでに多くのお問い合わせをいただき、さまざまな規模のシステムで ご採用いただきました。 現在、コア数が100台を超える仮想環境での導入に関するお問い合わせも いただいています。パッチを適用できるケースや費用など、 どんなことでもお気軽にご相談ください。 [対象バージョン] ・Apache Struts:1.0.x 1.1.x 1.2.x 1.3.x ▼Apache Struts1.xの修正プログラムに関する詳細および 年間保守サービスのご相談は、以下からお問い合わせください。 https://openstandia.jp/site/contact.html ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2.最新イベント情報! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ ┌────────────────────────────────── │ 10/11(土)@渋谷道玄坂 渋東タワー 開催! │ MongoDBコミュニティ(MongoDB-JP)主催 「第二回 秋のもんご祭り」 └────────────────────────────────── NRI OpenStandiaは、10/11(土)にAP渋谷道玄坂 渋東タワーにて開催される 「第二回 秋のもんご祭り」に出展し、展示ブースおよびセミナー講演を行います。 「もんご祭り」は、日本でMongoDBの普及活動をしているMongoDB-JP主催により、 年1回開催しているMongoDB技術イベントで、今年でその第2回となります。 MongoDBを既にご存じの方、興味をお持ちの方、初めて耳にしたという方も、 堅苦しい勉強会では無く、お祭りの縁日を回っているような感覚で、 まずは気軽にMongoDBに触れてみてはいかがですか? 当日は、セミナー、展示ブースのほか、チューニンガソンなどが開催される MongoDB-JPエリアも用意されており、様々な形でMongoDBに触れて頂けます。 まだ、予定が決まっていない方、「申込みはしていないけど、行ってみようかな」 など、まさにお祭り感覚で、ふらっと当日参加も大歓迎なイベントです。 皆様のご参加をお待ちしております!! 日時:2014年10月11日(土) 12:00~18:00 (11:30 受付開始) 会場:AP渋谷道玄坂 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-6-17 渋東シネタワー 11F 費用:無料 定員:200名(当日来場可) 主催:日本MongoDBユーザー会 講演内容: ・ブーム来てます!MongoDBのユースケース分類と最新事例紹介 株式会社野村総合研究所 オープンソースソリューション推進室 テクニカルエンジニア 渡部 徹太郎 ▼イベントの詳細、お申し込み https://openstandia.jp/event/event20141011.html ┌────────────────────────────────── │ 10月、11月、12月開催日決定! シングルサインオンとID管理を実現する │ OpenAM&OpenIDM技術解説セミナー(OpenAM、OpenIDM) └────────────────────────────────── シングルサインオン、ID管理関連ソフトウェアの技術解説セミナー。 シングルサインオンソフトウェアであるOpenAMと、OpenStandia独自拡張機能、 オープンソースのID管理・プロビジョニングソフトウェアであるOpenIDMと OpenStandia独自拡張機能についてご紹介します。 また、OpenIDM のインストール方法や簡単なシングルサインオン設定なども 資料を使った座学でご紹介します。 日時:2014年10月15日(水) 17:30~19:30(受付開始 17:00) 2014年11月13日(木) 17:30~19:30(受付開始 17:00) 2014年12月11日(木) 17:30~19:30(受付開始 17:00) ※セミナー各回同じ内容です。ご都合の良い日にお申し込みください。 会場:野村総合研究所 丸の内総合センター 9F 会議室10(10/15) 野村総合研究所 丸の内総合センター 9F 会議室11(11/13、12/11) 費用:無料 定員:20名 (事前登録制) 講演内容: ・OpenAM&OpenIDM技術解説 株式会社野村総合研究所 オープンソースソリューション推進室 テクニカルエンジニア 林田 敦 ・シングルサインオンを実現するOSS「OpenAM技術トレーニング」 株式会社野村総合研究所 オープンソースソリューション推進室 テクニカルエンジニア 盛 慎 ・OpenStandia/SSO&IDMソリューションのご紹介 ▼イベントの詳細、お申し込み 10/15 https://openstandia.jp/event/event20141015.html 11/13 https://openstandia.jp/event/event20141113.html 12/11 https://openstandia.jp/event/event20141211.html ┌────────────────────────────────── │ 10/29、11/21 複雑な人事発令対応をオープンソースで解決!! │ 人事発令とシステム連携をさせる │ 「従業員ID管理とシングルサインオン」とは └────────────────────────────────── 人事異動のたびに大がかりな社内のID/パスワード構成対応を 余儀なくされる昨今。 その管理負荷は情報システムの運用コストを増加させるばかりでなく、 それらに起因するセキュリティインシデント発生のリスクも 大きな問題になっています。 本セミナーでは、当社が数多く手がけた実績からの知見をもとに、 企業内アイデンティティ管理のあるべき姿を解説すると共に、 その仕組みをオープンソースを活用して実現し、 運用コスト削減とセキュリティ強化に成功した事例をご紹介します。 日時:2014年10月29日(水) 16:30~18:00(受付開始 16:00~) 2014年11月21日(金) 16:30~18:00(受付開始 16:00~) ※セミナー各回同じ内容です。ご都合の良い日にお申し込みください。 会場:野村総合研究所 丸の内総合センター 9F 会議室10 費用:無料 定員:20名 (事前登録制) 講演内容: ・企業内アイデンティティ管理のあるべき姿 株式会社野村総合研究所 ITアーキテクチャーコンサルティング部 上級システムコンサルタント 堀崎 修一 ・オープンソース(OpenAM,OpenIDM)で実現する ID管理とシングルサインオンの事例紹介 株式会社野村総合研究所 オープンソースソリューション推進室 上級テクニカルエンジニア 田中 穣 ▼イベントの詳細、お申し込み 10/29 https://openstandia.jp/event/event20141029.html 11/21 https://openstandia.jp/event/event20141121.html ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 3.コラム NRIがForgeRock社公式版を選んだ理由 その2 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ 先月号では、NRIのForgeRock社とパートナー契約の概要と、 ForgeRock社公式版の第1のメリットである 「メンテナンス版(バグフィックスを含むマイナーバージョン)の提供」 についてご紹介しました。 今月は、「パフォーマンスとスケーラビリティ」についてお伝えします。 ForgeRock社公式版には、Javaコンテナ上で動作する シングルサインオンプロダクト「OpenAM」と、同じくJavaベースの LDAPディレクトリサービスプロダクト「OpenDJ」が採用されています。 「OpenAM」は、認証、アクセスポリシー管理、フェデレーション等、 アクセス管理のすべての要素を含んでいる製品であり、 数々の豊富な機能は1つのプロダクトとして構成されています。 「OpenAM」は単一のJava warファイルで提供されています。 「OpenAM」ではさまざまな認証モジュールが提供されていますが、 それで要件を満たせない場合は、独自の認証モジュールを開発し、 組み込むことができるというスケーラビリティを備えています。 その方法は、認証モジュールの構成要素であるclassファイルや xmlファイルを単一のjarファイルにまとめて、OpenAMの ライブラリディレクトリにデプロイする、というものです。 管理コンソールに表示された設定画面で必要な設定を行うことにより、 ユーザがログインする際にその認証モジュールによる認証を 簡単に要求できるようになります。 また製品は機能の寄せ集めでなく、製品全体として設計しているため、 内部APIの利用などにより処理のオーバーヘッドが少なく 非常に高いパフォーマンスを発揮します。 一方、ディレクトリサーバの「OpenDJ」は、ローカルリポジトリとして プロダクトに内包したBerkeleyDB Java Editionベースの軽量な リポジトリを使用しています。 リポジトリはOpenDJインスタンスと同一実行領域で動作し、 内部APIによりデータに直接アクセスするなど、処理や通信による オーバーヘッドの少ない仕組みになっています。 従来のディレクトリサーバの主流であった“Write-Once/Read-Many”から “Write-Many/Read-Many”に性能モデルを変更し、 製品全体の再設計・再構築を行っています。 大規模なシステムへの適用では、数百万、数千万といった 多くの情報を管理しアクセスを処理する必要があり、 非常にパフォーマンスの高い書き込み性能が求められます。 OpenDJは、この高い更新性能により、大規模な情報管理の基盤としての 優位性を発揮するのです。 ▼シングルサインオン(SSO)/ID管理を導入するなら オープンソースの統合認証基盤「OpenStandia/SSO & IDM」 https://openstandia.jp/solution/id_management/ *OpenAMおよびOpenDJは、オープンソース・ソリューション・テクノロジ 株式会社の日本での登録商標です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 編┃集┃後┃記┃ ━┛━┛━┛━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 最後までご覧いただき、どうもありがとうございました。 9月に入って、日に日に過ごしやすくなってきましたね。 先日、都内の某所でひっそりと咲いている彼岸花を見つけました。 秋の訪れを告げる花の一つですね。 田舎育ちの私は、「この時期になると田んぼ周辺で彼岸花を よく見かけていたなぁ」なんて懐かしく思い出しましたが、 その生態についてはよく知らなかったので調べてみました。 こちらのまとめサイト、Wikipediaより読みやすく分かりやすかったので ご紹介しますね。植物の世界も奥が深いなぁと思いました。 http://xn--722aw6y.biz/manjusaka.html 次回のForgeRock社公式版を選んだ理由は、「信頼性とレプリケーション」 の予定です。 次回もどうぞよろしくお願いいたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NRI OpenStandiaのWebページからセミナー申込やお問い合わせ頂いたお客様、 NRIから委託されたOpenStandia営業と名刺交換をさせて頂いたお客様、 NRIが主催、共催、協賛するセミナー、イベントにご参加して頂いたお客様に 送付しております。 ※注意事項・配信停止方法は以下のURLをご確認ください。 https://openstandia.jp/site/mailmagazine.html 商品・サービスに関するお問い合わせ:ossc@nri.co.jp OSSソリューションマガジンに関するお問い合わせ:magazine-ossc-ext@nri.co.jp 発信元:株式会社野村総合研究所 オープンソースソリューション推進室 https://openstandia.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━