2015.03.09発行 Vol.93 ─────────────────────────────────── ◆◇ NRI OSSソリューションマガジン ─────────────────────────────────── 《オープンソースソフトウェアの脆弱性に対するNRIの取り組み》 2014年度に発見されたオープンソースソフトウェア(以下、OSS)の様々な 脆弱性はオープンソースのメリットとデメリットを浮き彫りにしました。 オープンソースだからこそ脆弱性は早期に発見され情報公開されます。 これはOSSに関わる数多くの世界中の技術者達の集まりであるコミュニティ などがチェックをしているからです。 それ故に脆弱性に対する対策も早期に行う事ができます。 全てに当て嵌まるとは思いませんがプロプラエタリソフトウエアの場合は 関わる技術者が開発企業の技術者に限定されてしまいます。 コミュニティに参加する世界中の技術者達の数と比較すると差は歴然です。 このコミュニティ活動が活発なOSSこそが企業が利用する為の選定項目の一つ と考えています。 但し、コミュニティ活動が活発であってもコミュニティがEOLを宣言した 古いバージョンのOSS、いわゆる「ゾンビOSS」は脆弱性が発見されても 修正されない場合があります。 このような危険(リスク)を避ける為にNRI OpenStandiaでは、 以下の取り組みをしています。 ・ご契約を頂いた全てのお客様へセキュリティレポートを毎週配信 ・エンタープライズ版の提供(バグ修正・脆弱性対応・法的保証など) ・コミュニティ版への対応(原因究明、解析、修正パッチなどの作成など) https://openstandia.jp/services/support_services.html 最近の実績としてはOpenStandiaでは昨年度のStrutsに対する脆弱性対策には 独自パッチを作成し、メンテナンスされない古いバージョンへの対応を致しま した。 https://openstandia.jp/oss_info/struts/apachestruts-patch.html 個々のOSSに対するサポートだけでなく、企業が利用するOSS全体のサポートを 支援させて頂く事も可能です。 お客様が安心してOSSの利用ができる。それを支援するのが約50種類以上の オープンソースソフトウェアを対象としたOpenStandia年間サポートです。 https://openstandia.jp/services/support_services.html 今月号のメルマガもどうぞよろしくお願いします。 ============= ■目次 ============= 1.What's New (1) JBoss Data Grid,Corosync,Pacemeker1.1をサポート対象に追加 2.最新イベント情報! (1)3/12 超人気セミナー!シングルサインオンとID管理を実現する OpenAM&OpenIDM技術解説セミナー(OpenAM、OpenIDM) ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1.What's New ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ ─────────────────────────────────── ◆ JBoss Data Grid,Corosync,Pacemeker1.1をサポート対象に追加 ─────────────────────────────────── 1) ビッグデータ対応としてJBoss Data Gridをサポート対象に追加 https://openstandia.jp/services/support_oss.html 2) クラスタソフトウェアとしてCorosyncをサポート対象に追加 Linux-HAクラスタスタックとしてCorosyncの品質が安定し、実績もある事 からCorosyncのサポートを追加しました。 https://openstandia.jp/services/support_oss.html 3) クラスタソフトウェアとしてPacemaker1.1をサポート対象として追加 Linux-HAクラスタスタックとしてPacemaker1.1を追加しました。 これまではPacemaker1.0まででしたが1.1.12以上もサポート対象となります。 Corosyncを利用の場合はPacemaker1.1.12以上の利用を推奨します。 https://openstandia.jp/services/support_oss.html ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2.最新イベント情報! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ ┌────────────────────────────────── │ (残席わずか)超人気セミナーにつきお申し込みはお早めに! │ シングルサインオンとID管理を実現する │ OpenAM&OpenIDM技術解説セミナー(OpenAM、OpenIDM) └────────────────────────────────── シングルサインオン、ID管理関連ソフトウェアの技術解説セミナー。 シングルサインオンソフトウェアであるOpenAMとOpenStandia独自拡張機能、 オープンソースのID管理・プロビジョニングソフトウェアであるOpenIDMと OpenStandia独自拡張機能についてご紹介します。 また、OpenAM・OpenIDM のインストール方法や簡単なシングルサインオン 設定なども資料を使った座学でご紹介します。 日時:2015年3月12日(木) 17:30?19:30(受付開始 17:00) 会場:野村総合研究所 丸の内総合センター 9F 会議室10 費用:無料 定員:20名 (事前登録制) 講演内容: ・OpenAM&OpenIDM技術解説 株式会社野村総合研究所 オープンソースソリューション推進室 テクニカルエンジニア 林田 敦 ・シングルサインオンを実現するOSS「OpenAM技術トレーニング」 株式会社野村総合研究所 オープンソースソリューション推進室 テクニカルエンジニア 盛 慎 ・OpenStandia/SSO&IDMソリューションのご紹介 野村総合研究所 オープンソースソリューション推進室 OpenStandia チーフ・セールスエージェント (エイチスリーパートナーズ有限会社) 谷川 真一 ▼イベントの詳細、お申し込み https://openstandia.jp/event/event20150312.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 編┃集┃後┃記┃ ━┛━┛━┛━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 最後までご覧いただき、どうもありがとうございました。 「NRI OSSソリューションマガジン」をどうぞよろしくお願いいたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NRI OpenStandiaのWebページからセミナー申込やお問い合わせ頂いたお客様、 NRIから委託されたOpenStandia営業と名刺交換をさせて頂いたお客様、 NRIが主催、共催、協賛するセミナー、イベントにご参加して頂いたお客様に 送付しております。 ※注意事項・配信停止方法は以下のURLをご確認ください。 https://openstandia.jp/site/mailmagazine.html 商品・サービスに関するお問い合わせ:ossc@nri.co.jp OSSソリューションマガジンに関するお問い合わせ:magazine-ossc-ext@nri.co.jp 発信元:株式会社野村総合研究所 オープンソースソリューション推進室 https://openstandia.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━