=================================== ※配信停止方法や配信対象等については、このメールの末尾をご覧ください。 ─────────────────────────────────── ◆◇ NRI OSSソリューションマガジン 2023.1.25発行 Vol.193 ─────────────────────────────────── 目次 1.【注目】Docker Desktop愛好者必見!Rancher Desktopのご紹介 2.【新規:2件、更新:8件】OSS最新アップデート 3.【TOP10】OSS紹介サイトアクセスランキング 4.【今月注目のバグ&セキュリティ情報】 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ 1.Docker Desktop愛好者必見!Rancher Desktopのご紹介 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ OpenStandiaのメールマガジンをご購読いただき誠にありがとうございます。 今回は、Docker Desktopの代替として話題になっている 「Rancher Desktop」をご紹介したいと思います。 まず、Docker DesktopとはWindowsまたはmacOS上で 動作するデスクトップアプリケーションで、 GUIを通じてDockerを利用することができるツールです。 Docker Desktop https://www.docker.com/products/docker-desktop/ ※外部サイトにリンクします Docker Desktopは、GUIでDockerを操作できるため、私自身も非常に 重宝しておりました。しかし、2021年9月に有料化となり、 多くのDockerユーザーがWSL2のUbuntuでDockerを動かすなど 代替手段の対応を迫られてしまったのではないでしょうか。 そんな代替手段の1つとして、 今回ご紹介する「Rancher Desktop」があります。Rancher Desktopは、 2022年2月にSUSEからリリースされたデスクトップ環境における コンテナ・Kubernetesの環境構築・管理ツールです。 Rancher Desktop https://rancherdesktop.io/ ※外部サイトにリンクします。 SUSE https://www.suse.com/ja-jp/ ※外部サイトにリンクします。 Rancher Desktopの主な特徴としては、下記2点が挙げられます。 1.Docker Desktopとほぼ同等の機能が「無料」で利用可能 Rancher Desktopは全て無料で利用することができ、Docker Desktop同様、 GUIでDockerを利用することができます。 2.対応OSが充実 Rancher Desktopは、Windows/Mac/Linuxに対応しており、 自身の環境に対応したインストーラーをダウンロードして インストールを行えばすぐにDocker環境を構築することができます。 Docker Desktopを使っていた方からすると非常に使いやすいツールと なっております。是非、Docker環境で苦労されている方は、 Rancher Desktopの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2.OSS紹介ページ 今月のアップデート(新規:2件、更新:8件) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ (新規) Cilium (https://openstandia.jp/oss_info/cilium/) Magento (https://openstandia.jp/oss_info/magento/) (更新) Apache Axis (https://openstandia.jp/oss_info/apacheaxis/) Django (https://openstandia.jp/oss_info/django/) LISM (https://openstandia.jp/oss_info/lism/) Nuxt.js (https://openstandia.jp/oss_info/nuxtjs/) OpenAM (https://openstandia.jp/oss_info/openam/) PyCaret (https://openstandia.jp/oss_info/pycaret/) Unbound (https://openstandia.jp/oss_info/unbound/) Varnish (https://openstandia.jp/oss_info/varnish/) ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ 3.今月のOSS紹介サイト アクセスランキング TOP10 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ オープンソース情報サイト「OpenStandia OSS紹介サイト」のアクセスTOP10を紹介 ↑ 1位 (7位) Keycloak (https://openstandia.jp/oss_info/keycloak/) ↑ 2位 (3位) MySQL (https://openstandia.jp/oss_info/mysql/) ↓ 3位 (1位) Apache HTTP Server (https://openstandia.jp/oss_info/apache/) ↓ 4位 (2位) Apache Tomcat (https://openstandia.jp/oss_info/tomcat/) ↑ 5位 (6位) PHP (https://openstandia.jp/oss_info/php/) ↓ 6位 (5位) PostgreSQL (https://openstandia.jp/oss_info/postgresql/) ↓ 7位 (4位) Fluentd (https://openstandia.jp/oss_info/fluentd/) → 8位 (8位) OpenShift (https://openstandia.jp/oss_info/openshift/) → 9位 (9位) Jenkins (https://openstandia.jp/oss_info/jenkins/) ↑ 10位 (ランク外) Squid (https://openstandia.jp/oss_info/squid/) ※( )内は前月の順位 ◆OSS総合情報サイト「OpenStandia OSS紹介」サイトはこちら https://openstandia.jp/oss_info/ ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 4.今月注目のバグ&セキュリティ情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ Apache TomcatのJsonErrorReportValveにおけるエスケープ処理不備の問題 Apache TomcatはJava ServletやJSPの実行を目的とした オープンソースソフトウェアです。 Apache Tomcatで、JsonErrorReportValveのタイプ、メッセージ、 説明の値がエスケープされていない問題が報告されました。 この脆弱性が利用された場合、 JSON出力を無効もしくは操作される可能性があります。 詳細は下記関連情報の Apache Tomcat vulnerabilities のページを ご参照ください。 本脆弱性の影響を受ける Apache Tomcat のバージョンは下記となります。 ・Apache Tomcat 8.5.83.ANY 9.0.40 ~ 9.0.69 より前 10.1.0.milestone1 ~ 10.1.0.milestone17 10.1.1.ANY 関連情報 ・Apache Tomcat 8.x vulnerabilities Low: Apache Tomcat JsonErrorReportValve injection CVE-2022-45143 https://tomcat.apache.org/security-8.html ・Apache Tomcat 9.x vulnerabilities Low: Apache Tomcat JsonErrorReportValve injection CVE-2022-45143 https://tomcat.apache.org/security-9.html ・Apache Tomcat 10.x vulnerabilities Low: Apache Tomcat JsonErrorReportValve injection CVE-2022-45143 https://tomcat.apache.org/security-10.html OpenStandia年間サポートサービスでは毎週、セキュリティアラートに 関する情報、及びバグFIXに関する情報を提供しています。 ◆OpenStandiaオープンソース年間サポートサービスのご紹介 https://openstandia.jp/services/support_services.html ◆OpenStandiaサポート対象OSS一覧 https://openstandia.jp/services/support_oss.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NRI OpenStandiaのWebページからセミナー申込やお問い合わせ頂いたお客様、 NRIから委託されたOpenStandia営業と名刺交換をさせて頂いたお客様、 NRIが主催、共催、協賛するセミナー、イベントにご参加して頂いたお客様に 送付しております。 ◆商品・サービスに関するお問合せはこちら https://openstandia.jp/site/contact.html ※注意事項は以下のURLをご確認ください。 https://openstandia.jp/site/mailmagazine.html ※配信先メールアドレス変更はこちら https://openstandia.jp/mm/mmchange.html ※配信停止はこちら https://openstandia.jp/mm/mmstop.html OSSソリューションマガジンに関するお問合せ:magazine-ossc-ext@nri.co.jp 発信元:株式会社野村総合研究所 https://openstandia.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━