=================================== ※配信停止方法や配信対象等については、このメールの末尾をご覧ください。 2019.01.31発行 Vol.142 ─────────────────────────────────── ◆◇ NRI OSSソリューションマガジン ─────────────────────────────────── <ディープラーニングフレームワーク Deeplearning4j のご紹介> OpenStandiaの田村です。あけましておめでとうございます。 本年もNRI OSSソリューションマガジンのご愛読のほど、よろしくお願い致し ます。 前回も紹介しましたが、OpenStandiaのメンバーで昨年末にQiita Advent Calendarを書きました! オープンソースまるごと by NRI OpenStandia Advent Calendar 2018 https://qiita.com/advent-calendar/2018/nri-openstandia 今回は、その中から比較的、反響のあったDeeplearning4jの記事をご紹介しま す。 12/16記事: Javaでディープラーニングをするためのファーストステップ https://qiita.com/tamura__246/items/3893ec292284c7128069 Deeplearning4jはJavaで実装されたディープラーニングのフレームワークです 。 ディープラーニングのフレームワークというと、TensorFlow、Chainer、 PyTorchなどPythonで実装されたものが多いのですが、Deeplearning4jはJava で実装されています。 公式ページでは、Deeplearning4jを使う利点として次のようなことを挙げてい ます。 ・分散コンピューティング Deeplearning4jは、Apache SparkやHadoopなどの最新の分散コンピューティ ングフレームワークを利用して、トレーニングを高速化します。マルチGPU でのパフォーマンスはC++で実装されたフレームワークであるCaffeと同等で す。 ・オープンソース ライブラリはApache 2.0ライセンスの完全なオープンソースであり、開発者 コミュニティとSkymind(※開発の中心となっている企業)チームによって 管理されています。 ・JVM/Python/C++ Deeplearning4jはJavaで書かれており、Scala、Clojure、Kotlinなどの任意 のJVM言語と互換性があります。基礎となる計算はC、C++、Cudaで書かれて います。Python APIとしてKerasが機能します。 前述したQiitaの記事では、IntelliJでDeeplearning4jを使ったディープラー ニングの開発環境を構築し、手書きの数字を識別できるようにするまでの手順 を解説しています。 開発環境を構築すると、手書きの数字の識別以外にも多くのサンプルを実行で きるため、Deeplearning4jを試してみたい方にはお勧めできる入門記事となっ ています。 ディープラーニングは難しい理論の理解が必要になりますが、この記事では、 それを学習するモチベーションが高められるように、実際にプログラムを動か してディープラーニングを体験するところまでしか書いていません。 そのため、難しい数式での説明は無く、実践的な内容となっています。 ディープラーニングへの第一歩目を踏み出せていない方は、ぜひ読んで、実際 に動かしてみてください! <Qiita記事アップデート情報> 昨年末のQiita Advent Calendarから他にもいくつか記事をご紹介します。 「5分で分かるApache Metron」 https://qiita.com/masuo3/items/34c63573f56a5ae8ca18 複数のOSSを組み合わせて、1つのソフトウェアに統合したセキュリティ分析フ レームワークApache Metronについての記事です。 「API GatewayにIstioを使う」 https://qiita.com/rawr/items/b9f01303e67aa0034bca APIの認可のためのゲートウェイとして利用可能なIstioというOSSについての 記事です。 今後、認証・認可の実現において、KeycloakとともにIstioを利用する事例が増 えていくのではないかと予想しています。 「OpenAMとForgeRock AM」 https://qiita.com/daian183/items/e18e4e65ac7a1cd895eb OpenStandiaで取り扱っているプロダクトの中でも、特にお問い合わせの多い OpenAMについて、現在の状況を解説しています。 ForgeRock社の方針の変更に伴い、OpenAMの利用に不安を感じている方はご一 読下さい。 ============= ■目次 ============= 1.What's New 今月のOSS紹介の最新アップデート ・今月は1件の新しい製品紹介があります! 2.今月のOSS紹介サイトアクセスランキング TOP10 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1.What's New ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ ─────────────────────────────────── ◆ OSS紹介ページアップデート ─────────────────────────────────── NRI OpenStandiaでは注目されるオープンソースソフトウェアの概要から ライセンス、導入事例など様々な情報を紹介しています。 今月のアップデート(新規:1件、更新:7件) (新規) Deeplearning4j (https://openstandia.jp/oss_info/deeplearning4j/) (更新) AngularJS (https://openstandia.jp/oss_info/angularjs/) Guice (https://openstandia.jp/oss_info/guice/) OpenShift (https://openstandia.jp/oss_info/openshift/) Payara (https://openstandia.jp/oss_info/payara/) Prometheus (https://openstandia.jp/oss_info/prometheus/) Serverspec (https://openstandia.jp/oss_info/serverspec/) Struts (https://openstandia.jp/oss_info/struts/) ※最新バージョン情報、関連ニュース情報は毎週発信しています。 ※OpenStandiaのFacebook,Twitterをフォローください。 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2.今月のOSS紹介サイト アクセスランキング TOP10 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ オープンソース情報サイト「OpenStandia OSS紹介サイト」のアクセスTOP10を紹介 → 1位 (1位) MySQL (https://openstandia.jp/oss_info/mysql/) → 2位 (2位) CentOS (https://openstandia.jp/oss_info/centos/) → 3位 (3位) Tomcat (https://openstandia.jp/oss_info/tomcat/) → 4位 (4位) Apache HTTP server (https://openstandia.jp/oss_info/apache/) → 5位 (5位) php (https://openstandia.jp/oss_info/php/) → 6位 (6位) PostgreSQL (https://openstandia.jp/oss_info/postgresql/) ↑ 7位 (9位) Ruby on Rails (https://openstandia.jp/oss_info/rubyonrails/) ↓ 8位 (7位) Spring (https://openstandia.jp/oss_info/spring/) ↓ 9位 (8位) KeyCloak (https://openstandia.jp/oss_info/keycloak/) → 10位 (10位) Apache Struts (https://openstandia.jp/oss_info/struts/) ※( )内は前月の順位 オープンソースソフトウェア総合情報サイト「OpenStandia OSS紹介」はコチラ https://openstandia.jp/oss_info/ ========================================================= OpenStandia年間サポートサービスのご相談は、以下からお問い合わせください。 https://openstandia.jp/site/contact.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 編┃集┃後┃記┃ ━┛━┛━┛━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 最後までご覧いただき、ありがとうございます。 野村総合研究所の前原です。 最近は寒くて乾燥する日が続きますね。暖房や加湿器が大活躍の日々です。 2018年はスマートスピーカーがとても話題になりましたね。 私も12月にAmazon Echoを購入し、家電とAmazon Echoを連動させてみました。 「Alexa」と呼びかけるだけで暖房や加湿器を操作できるのはとても便利です ね。 さて、Amazon Echoに搭載されているAIアシスタント"Amazon Alexa"がついに 自転車にも搭載されるそうです。 この自転車の名前は"Cybic Legend"。イギリスのHalfords社によって発売され ます。 Alexaが搭載されることにより、Cybic Legendでは以下の機能が実現されます 。 ・音声操作で交通情報の把握 ・音声で自転車のライトのオンオフ ・音声で音楽再生の操作 ・盗難時のアラームやGPS追跡機能 これらの情報はハンドル部分にあるディスプレイ画面でも確認することができ ます。 ちなみにAlexaとの接続は、Wi-Fiまたは携帯回線を利用しています。 自転車用のカーナビは今までもありましたが、音声を用いて様々な操作が可能 なのは便利ですね。 まだ発売日や価格は発表されていませんので、続報が楽しみです! 今後も、「NRI OSSソリューションマガジン」をどうぞよろしくお願いいたし ます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NRI OpenStandiaのWebページからセミナー申込やお問い合わせ頂いたお客様、 NRIから委託されたOpenStandia営業と名刺交換をさせて頂いたお客様、 NRIが主催、共催、協賛するセミナー、イベントにご参加して頂いたお客様に 送付しております。 ※注意事項・配信停止方法は以下のURLをご確認ください。 https://openstandia.jp/site/mailmagazine.html 商品・サービスに関するお問い合わせ:ossc@nri.co.jp OSSソリューションマガジンに関するお問い合わせ:magazine-ossc-ext@nri.co.jp 発信元:株式会社野村総合研究所 https://openstandia.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━